6月21日、秋篠宮ご夫妻が赤坂御用地内の赤坂東邸で記者会見を行った。会見では、訪問を控えるポーランドとフィンランドの思い出などが語られたほか、長女・眞子さまと婚約者でアメリカ留学中の小室圭さんの結婚についても言及する場面があった。
記者団から結婚の見通しについて聞かれると、秋篠宮さまは「私は娘から話を聞いておりませんので、どのように今なっているのか、考えているのかということは私はわかりません」と述べ、紀子さまも「同じでございます」と続けたことが報じられている。
これに対して、インターネット上では「なんとも無責任だし、中途半端な対応。単に逃げているだけでは」「率直に発言したことは評価できますが、国民に対する誠実さには欠けていると思う」「小室さんに利用されているような印象があってすごい嫌」との声が上がっている。
一部では、この会見で秋篠宮家から「破談宣言」が飛び出すのでは、との見方も浮上していただけに、「ダメならダメとはっきり言ってあげたほうがお互いのためなのでは」「もう小室さんとはキッパリと破談にすべき」「このままズルズル結婚を延ばし続けるのは皇室にとってもイメージダウン」との指摘も見られる状況だ。
2018年11月のお誕生日会見の際に、秋篠宮さまは眞子さまと小室さんに対して「それ相応の対応」を求める発言をしていた。そのため、その後の両者からの連絡についても聞かれたが、秋篠宮さまは「それ相応の対応をしたかどうかについては、おそらく何かをしているのではないかというふうに思いますけれども、そのことについてどのようなことを、具体的なことなどについて私は存じません」と語るにとどまった。
これらの発言に、「公務などで忙しいのは理解できますが、眞子さまの親として、きちんと小室さんと話をしてほしい」「そんな大事なことを家族間で話し合わないの? 失望しかない会見だった」との声も。
代替わりに伴い、皇嗣殿下となった秋篠宮さま。従来の公務に加え、天皇皇后両陛下の皇太子ご夫妻時代の公務を引き継いだこともあり、「女性自身」(光文社)は「秋篠宮さまと紀子さまのハードスケジュールが続いている」と伝えている。そして、皇室担当記者の話として、「特に秋篠宮さまは、地方へのお成りも多く、5月中旬以降はわずか1カ月で5回という過密ぶり。紀子さまを同伴されたものが5回、単独でのご出張は3回」と現状が激務であることを報じたほか、眞子さまが両親との会話や食事を拒絶するなど、秋篠宮家の家庭内不和についても伝えている。
一方、小室さんについては「週刊文春」(文藝春秋)が新たに“隠し録音”の存在を報じ、あらためて注目が集まっている。
結婚の大きな障壁となっているのが、小室さんの母・佳代さんと元婚約者の間で起きた金銭トラブルだ。17年12月に「週刊女性」(主婦と生活社)が佳代さんの“借金問題”をスクープ。元婚約者から受け取った400万円以上の借金が返済されていないという。そして、当初は18年3月に「納采の儀」が執り行われる予定だったものの、同年2月に宮内庁が“結婚延期”を発表。宮内庁の加地隆治宮務主管は会見で「週刊誌報道は延期と関係ない」と話していた。