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2023.04.09 15:26
2016.11.12 00:12
住宅ジャーナリスト・山下和之の目
一戸15億円!国内最高額マンションの全貌…想像を絶する豪華施設、ホテル以上のサービス
一般分譲以外の住戸はどうなっているのか
ところで、163戸のうち一般分譲は110戸ですから、残りの53戸は地権者などの事業協力者や三井不動産レジデンシャルの関係者などに優先販売されるようです。
そうした住戸のなかには、実は専有面積350平方メートルの住戸もあるとか。一般分譲で234.04平方メートルが15億円ですから、350平方メートルになると、坪単価2100万円として計算しても22億円超になります。超プレミアム住戸ですから、もっと高いかもしれません。これまでの最高15億円といっても、実は隠れ20億円、30億円のマンションがあるわけです。
実際のところ、どれくらいの価格がわが国最高価格のマンションなのか、庶民には窺い知れないところです。
世界には435億円のマンションがある!
でも、それで驚いていてはいけないのかもしれません。2014年に完成したフランス・モナコにある、コートダジュールを望むマンションは日本円で約435億円。最上階から5フロアを占有し、専有面積は約3300平方メートルと日本のマンションとはスケールが異なります。
専任のコンシェルジュがいるほか、プライベートなスパ、シネマやプールまであり、庶民感覚ではとても想像できません。住宅ジャーナリストとしては、ぜひ一度拝見してみたいものですが、まあ一生縁がないでしょうね。
(文=山下和之/住宅ジャーナリスト)
●山下和之(やました・かずゆき)
住宅ジャーナリスト。各種新聞・雑誌、ポータルサイトなどの取材・原稿制作のほか、単行本執筆、各種セミナー講師、メディア出演など多方面に活動。『山下和之のよい家選び』も好評。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プランと税金対策』(学研プラス)など。
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