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IGPIパートナー塩野誠「The Critical Success Factors Vol.10」

ヘッジファンドの利回りは、たった2〜3%?“減らさない”資産運用がトレンドに

文=塩野誠

 というわけで、今回は株式市場が盛り上がりつつあり、夕刊紙の紙面も強気な株関連の内容が増えてきましたので、あえて積極的に株を買わないトレンドに触れてみました。個人的には、マネーの市中への過剰な流入によって、若者やメインストリームにいないベンチャー企業にもパワーやチャンスを与えることがあるので、そこで既得権益側にいない、社会的な立場の弱い人間がビジネス経験を得られることは良いことだと思います。ちゃんと事業そのものにお金が流れれば、そこに関わった人々が経験を積むことができ、やがてはそれが「日本の経験」となるからです。お金は投機ではなく、事業創造に使われてほしいものです。
(文=塩野誠/経営共創基盤 パートナー マネージングディレクター)

※本稿は筆者個人の意見であり、所属する団体等の見解ではないことをご了承ください

塩野誠

塩野誠

経営共創基盤 パートナー/マネージングディレクター

ゴールドマン・サックス証券を経て、評価サイト会社を起業、戦略系コンサルティング会社のベイン&カンパニーを経た後、ライブドアにてベンチャーキャピタル業務・M&Aを担当し、ライブドア証券取締役副社長に就任。現在は経営共創基盤(IGPI)にて大企業からスタートアップまで、テクノロジーセクターの事業開発、M&Aアドバイザリーに従事。著書に『プロ脳のつくり方』(ダイヤモンド社)、『リアルスタートアップ』(集英社)がある。慶応義塾大学法学部卒、ワシントン大学ロースクール法学修士。

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