首都圏では2度目の緊急事態宣言が発出されるなど、まだまだコロナ禍は収まらない。飲食店の時短営業も要請されており、宅配やテイクアウトを利用する機会が続くだろう。
そこで今回は、宅配・テイクアウトにおいてお得に使えるキャッシュレス決済のキャンペーンを紹介していく。飲食店のお持ち帰りやコンビニエンスストア、宅配で利用できるうえ、Pay払いなら接触も最小限に抑えられる。ぜひチェックして、緊急事態宣言をお得に乗り切ってほしい。
当たれば高還元なPayPay
キャッシュレス決済の雄・PayPayでは、テイクアウトに関連したキャンペーンが行われている。まずは日本最大級の宅配ポータルサイト「出前館」とのコラボが見逃せない。
出前館でPayPayを利用した場合に、抽選でPayPayボーナスが付与されるキャンペーンの開催がアナウンスされている。これは、3等なら2%、2等は10%、そして1等は決済金額の100%が還元されるというもので、付与上限は期間中で3万円相当。ただし、対象となるのはPayPay残高でのお支払いのみで、ヤフーカードやPayPayあと払いの決済は対象外となる。ちなみに期間は1月29日〜31日までと短いので、見逃さないようにしたい。
さらにPayPayはたこ焼きチェーン店「銀だこ」とのキャンペーンも発表している。こちらは「5回に1回あたる」と銘打っているので、前述の「出前館」よりも当選確率は高そうだ。
当選内容は、銀だこでPayPay払いをすると、1等1000%、2等100%、3等5%が戻ってくるというもの。「1000%?」と目を疑ってしまうが、これは支払額の10倍のPayPayボーナスが付与されるという一攫千金なキャンペーンなのだ。
銀だこで591円(税抜き)の「たこ焼き」を購入した場合、もし1等に当選すると5910円分のボーナスが帰ってくることになる。ただし期間は1月8日〜21日まで、キャンペーンはすでに終了している。同様の企画はまた行われる可能性が高いので、常にチェックしておこう。
最後にPayPayで特筆したいのはコーヒーチェーン「タリーズ」とのキャンペーン。巣ごもり需要に限らず、タリーズでコーヒーやフードをテイクアウトする人も多いが、タリーズでPayPayを利用すると抽選で1等は100%、2等は10%、3等は2%のボーナスが戻ってくる。1月15日〜31日までで、期間中付与上限は1万円だ。
ケンタッキーやスーパーでお得なauPAY
auPAYでは、昨年から引き続き1月31日までローソン(ローソン・スリーエフ、ローソン・ポプラも含む)、ナチュラルローソン、ローソンストア100での買い物で誰にでもPontaポイント3%を還元中。コンビニで持ち帰って食事をする人は、ぜひローソン系列を利用してポイントを稼いでほしい。600円分の弁当を買うだけでも、18ポイントも付与される計算になるので、利用すればするほどお得だ。
さらに、auPAYではケンタッキーフライドチキンとのキャンペーンも1月31日まで実施中。期間中は1回の支払いで200円ごとに40ポイント(20%)還元という大盤振る舞いである。一度の買い物で付与される上限は500ポイント。つまり、一度で2000円の買い物をすれば満額の500ポイントが戻ってくるのだ。オリジナルチキン10ピースが通常2450円なので、これが実質1950円で買えることになる。もちろん、少額でも割合は変わらないので、チキンフィレサンドのランチセットも通常700円でも、実質的には140円引きの560円となる。期間中の付与上限は1500ポイントまでとなっているので、速やかに上限まで還元しておくほうがいいだろう。
さらにauPAYの20%還元は対象のスーパーマーケットでも享受できる。イトーヨーカドー、サミット、オーケーストア、ベイシアなど全国のスーパーマーケットが対象で、一回につき500ポイント、1月31日までの期間中で3000ポイントが上限となる。
1回の上限500ポイントは2000円の買い物で得ることができるため、自炊用の食材だけでなく保存できる食品なども、まとめてしまえばすぐに達成できる。6回の買い物で、付与上限3000ポイントを得られるため、1週間もあれば回収できるはずだ。
d払いはファミマと丸亀製麺で20%還元
ドコモが運営するd払いは、ファミリーマートとのキャンペーンを2月1日まで実施中。dポイントカードの提示とd払いでの支払いが条件で、はじめてd払いを利用する人は20%還元、すでにd払いを利用している人でも10%が還元される。利用頻度が高いコンビニにおいて、これほどの還元率は非常にありがたい。
また丸亀製麺でも500円以上をd払いで支払うと、1月31日まで20%が還元される。店内飲食でもテイクアウトでも適用されるので、自宅で過ごす人は今すぐエントリーしてほしい。
例えば、かけうどん(300円)とかしわ天(150円)、いなり(110円)の合計560円分を支払えば、112ポイントが還元される。ちなみに、丸亀製麺では公式アプリで「うどん100円引き」などのクーポンも発行しており、それらとの併用も可能なので、ぜひ利用してほしい。
一方、大手コード決済以外でお得なのが、FamiPayだ。FamiPayでは1月19日から2月8日まで決済金額の半額相当を還元するキャンペーンを実施。ファミリーマートの店舗ではもちろんのこと、FamiPayが使えるドラッグストア、飲食店、家電量販店が対象だ。
ファミリーマートは期間中の上限が500円(2月1日まで)と若干物足りないが、魚民、白木屋、千年の宴などの飲食店向けの同キャンペーンは、1月26日〜2月1日まで実施しており、期間中の上限は1500円。いまや居酒屋でもテイクアウトを行っているところが多いので、この機会を逃す手はない。
自粛傾向が強まり、外食する機会も減っているが、各社のキャンペーンを上手に利用すればステイホームでもお得に過ごすことができる。
(文=清談社)