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AISの担当者は語る。「個別の案件については何とも言えませんが、一般論としては、大手のエージェントだから安心などという考えは絶対に持たずに、多様な情報源を持った上で、現地もきちんと調べて、投資をされることを強くお勧めしています。発展途上国では開発プロジェクトが中止になる案件もありますが、そのような場合でも、きちんと返金をした上で終了してくれている、信頼できるデベロッパーの物件もあります。大手のエージェントからの話であっても、そのような案件かどうかを、きちんと自身で調査、確認することが必要です。その上で、不動産投資は長期的な投資となるので、一時的な相場の変動や需要を前提に考えるのは非常に危険ですから、底堅い需要のあるエリアはどこかを冷静に考えて、投資をすることが大切です。
例えば、過去記事で書かれていたシラチャーなどは、現状は短期的な不動産バブルが起きており、そのバブルに乗るという主旨の話の投資話も多くあります。しかし、これらは将来見込みが甘い案件が多く、さらに一部には、その開発をしている会社の裏側の実態が、非常に危ない状態になっている案件もあります。そのような短期的なバブルに乗るような話ではなく、冷静に将来的な変化を予測し、その予測を踏まえて開発されている物件で、かつ信頼できる開発体制で行われている物件もあるので、そういった情報をきちんと把握した上で、冷静に判断をされるのがいいでしょう。そうすれば、仮に保守的な投資スタンスであっても、ある程度以上の、安定した結果を出すことができるのではないでしょうか。
個人での海外投資はリスクも多いので、それを十分に理解した上で、基本を踏まえて投資をする。そういった姿勢が大切です。そうすることで、本当に良い結果を上げる人が増えてくれたと思って、AISも海外の不動産情報サービスを行っています」(同)
新たな層も興味を持ち始めている海外不動産への投資。魅力的な分、リスクも伴うため、慎重な姿勢で行うのがよさそうだ。
(文=編集部、取材協力=Asia Investment Support)
【AIS(Asia Investment Support)】
AISでは、タイをはじめとした東南アジアの不動産情報を調べ、日本人にお勧めのお買い得な特選情報をウェブサイトで提供している。
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