ビジネスジャーナル > ライフニュース > 究極のポテトサラダ!茹でずに簡単
NEW
重信初江「サッとつくれる一工夫レシピ」

究極のポテトサラダ!茹でずに簡単

文=重信初江/料理研究家

 ポテトサラダは老若男女問わず人気のメニューですが、少し趣向を凝らして、こんな大人っぽいポテトサラダはいかがでしょうか。主な材料は3つだけというシンプルな料理ですが、おかずはもちろん、お酒のおつまみにも最適です。

【材料(2~3人分)】

じゃがいも…3個(450グラム)
・玉ねぎ…1/8個
・塩…小さじ1/3
・調味料A(塩、粗挽き黒胡椒、各少々)
・マヨネーズ…大さじ2
・にんにく…1個
・バター…15グラム
・しょうゆ…小さじ2

【つくり方】

(1)玉ねぎを薄切りにして塩をまぶし、10分ほど置く。

(2)じゃがいもは皮も食べるのできれいに洗い、ラップに包んで電子レンジ(600W)で4分、上下を返して竹串がすっと通るまで、さらに3分ほど加熱する。ラップに包む際は、濡れたまま1個ずつ包むと、ふっくらと仕上がる。レンジに材料を入れる時は、中心より外に置くと、ムラなく加熱される。

究極のポテトサラダ!茹でずに簡単の画像1

(3)熱いうちにラップをはがして、フォークで粗めにつぶす。熱いうちにはがすことで、余分な水分が蒸発するため、ホクホクに仕上がる。ここで、皮が苦手な人は取り除いてもOK。調味料Aを振ってよく混ぜる。

(4)手をかざしてほんのりあたたかみが伝わるくらいまで冷めたら、マヨネーズを混ぜ、(1)の水分を絞って加える。熱いうちにマヨネーズを入れると、分離して油っぽくなってしまうので注意。

(5)にんにくを薄切りにしてバターで薄茶色になるまで弱火で2~3分炒め、ペーパーの上に取り出す。残ったバターにしょうゆを入れて、(4)に加える。にんにくは、油を切って取り出すとパリッと仕上がる。

究極のポテトサラダ!茹でずに簡単の画像2

(6)(5)を盛り付けてにんにくを散らし、お好みで黒胡椒を振って完成。

究極のポテトサラダ!茹でずに簡単の画像3

 ポテトサラダに向いているじゃがいもは、ホクホクした「男爵芋」ですが、最近はさまざまな種類があるので、いろいろと試してみるのも楽しいでしょう。

「きたあかり」や「インカのめざめ」などは濃い黄色で、栗に似た甘みがあります。写真のきたあかりは、男爵芋と「ツニカ」という品種の掛け合わせで、“栗じゃがいも”と呼ばれるほど甘いのが特徴です。

究極のポテトサラダ!茹でずに簡単の画像4

「甘いのは苦手」という人は、同量の長芋に替えるのもおすすめです。皮をむいて4~5センチにぶつ切りにし、じゃがいもと同じように柔らかくなるまでレンジで加熱します。仕上がりは、ねっとりするのにさっぱりという不思議な感覚で、何も言わずに出したら長芋だとわからないかもしれません。

 こんな、ちょっと大人のポテトサラダ、ぜひお試しください。
(文=重信初江/料理研究家)

重信初江/料理研究家

重信初江/料理研究家

雑誌やテレビで活躍中。初心者でも簡単、そして気軽に料理を楽しめるレシピが魅力。著書に『超詳細!きほんの料理』(成美堂出版)、『すしレシピ』(朝日新聞出版)など多数。
みんなのきょうの料理 重信 初江

Instagram:@shige82a

究極のポテトサラダ!茹でずに簡単のページです。ビジネスジャーナルは、ライフ、, , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!