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郷原弁護士は旧民主党の勉強会でも話をされており、永田町では若狭氏の評価はかなり低いです。自分の思い通りになる候補者をねじ込もうとして、細野豪志氏や玄葉光一郎氏とかなりもめているようです。政治家に限った話ではないですが、やはり謙虚さは必要です。偉そうにしてしまう人は尊敬されないため、求心力は生まれません。
これだけなら、永田町では「いるよねー、こういう人」で済むのですが、さらに問題なのは、北海道4区の高橋美穂候補に公認を出したことです。
北海道の国会関係者の間では、高橋候補の“怒声”は超有名です。一部では「豊田真由子以上」といわれ、実は音声を録音している秘書仲間もいます。怖くて聞いていませんが、「それはもうすごい」のだそうです。今後、何かあれば世に出したいと思っているそうで、楽しみです。
危惧される「さすが自民党」「さすが安倍首相」
党の方針が決まらない政党の人たちは、候補者はもちろん、秘書も、選挙を手伝う予定の人たちも、関連業者も、候補者が決まらない地区の住民たちも、みんな絶望しかないと思います。
希望の党や民進党が混乱する一方で、自民党は着々と選挙準備を進め、軍資金(選挙資金)もそれなりに配布され、広報物もどんどん完成しています。マニフェストにもぶれがなく、これでは「さすが自民党」「さすが安倍首相」という評価になってしまうかもしれません。
このままでは機運が高まらず、投票率も上がりそうにありません。そうすると、結局は国民のためになりません。希望の党がもたらしたのは国民の政治不信であり、絶望なのです。
(文=神澤志万/国会議員秘書)
『国会女子の忖度日記:議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』 あの自民党女性議員の「このハゲーーッ!!」どころじゃない。ブラック企業も驚く労働環境にいる国会議員秘書の叫びを聞いて下さい。議員の傲慢、セクハラ、後援者の仰天陳情、議員のスキャンダル潰し、命懸けの選挙の裏、お局秘書のイジメ……知られざる仕事内容から苦境の数々まで20年以上永田町で働く現役女性政策秘書が書きました。人間関係の厳戒地帯で生き抜いてきた処世術は一般にも使えるはず。全編4コマまんが付き、辛さがよくわかります。

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