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【座間9人遺体】快楽としての殺人&死体解体の究極型…殺人研究家が解説

文=深笛義也/ライター
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フェティッシュな快楽

 世界の殺人に通暁した、柳下氏は座間の事件をどう見るのか。

「今まで伝えられている情報から言うと、ジェフリー・ダーマーのケースに一番近いと思います。トロフィーですね。トロフィーというのはそもそも、ハンターが猟をしたときの記念の獲物のことで、一緒に写真に写ったりしますね。殺人者のトロフィーというのは、自分が殺した証拠としてのものを取っておくことです。快楽殺人というのは、殺人そのものが快楽なわけで、自分が殺したときのことを思い出したりするために、なにかをとっておくのです。

 ジェフリー・ダーマーは、ネクロフィリア(死体愛好)で、本当に死体が好きだったようです。生きている人が怖かったっていうことらしいです。ダーマーは死体を扱うのは全然苦じゃなかったし、むしろ死体を解体することを楽しんでいた。座間のケースは、これは本人に聞いてみないとわかりませんが、遺体は大きすぎるし置いとくのは無理だから、一番大事な首だけ取っておいたという気がします。フェティッシュな快楽として……。棄てにくかったんだ、と言ってるようですけど、他の部位は棄ててるわけですから」

 2カ月で9人を殺害して解体するというスピードも、驚異的だ。

「最初に事件のことを聞いて、ジェフリー・ダーマーやテッド・バンディなどの連続殺人鬼の末期に近いかなと思ったんです。どちらも、一見すると正常に見えるタイプ。ダーマーの標的は男性で、バンディが狙ったのは女性ですが、最初はだいたい1カ月単位で殺していく。殺人欲求に従って殺していくわけですけど、1カ月ぐらいすると強迫にとりつかれて我慢できなくなって殺人を犯す。自分の殺人衝動を押さえ込める限界がだいたい1カ月ということです。

 だけど、やっていくにつれて、一度の殺人で得られる刺激が少なくなってきて、次への間隔が短くなっていく。それと同時に、最初は凄く丁寧に死体を始末していたのが、処理がだんだん雑になってくる。最終的には死体がそのまま転がっていたりするところに人を連れ込んだりして、捕まるということになっていく。そういうパターンに近いかなと思いましたね」

 白石容疑者は、最初から殺人衝動をコントロールできなかったということだろうか。

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