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松崎久純「ビジネスパーソンの自己啓発」

成功をつかむ人が実践する、年間カレンダー活用術…具体的スケジュールで夢を叶える

文=松崎久純/グローバル人材育成専門家、サイドマン経営代表

年間カレンダーを活用する

 年間カレンダー(年間手帳など)を使ったことがなければ、この機会に入手してみましょう。実は、筆者もスケジュールを年間カレンダーに書き込むようになったのは、それほど早くからではなく、30歳になったくらいの頃からでした。

 それまでは直近のスケジュール(主に、やることのリスト)を紙に書いて持ち歩く習慣はあったのですが、できればもっと早くから年間カレンダーを使い、書き込み方の例なども誰かに教わりたかったと思っています。

 手帳には、できるだけたくさんのことを書いてみましょう。賞与の支給日や預金の金額なども記載することで、ぼんやり覚えているよりも、それらに対する意識が高まってきます。さまざまなことを書き込むことで「やろうと思えば、やることは結構ある」と思えたり、あるいは逆に「自分は肝心なことをやっていない」と感じることもあるかもしれません。

 1年後の自分の姿が見えてくると、心配になったり、焦ったりすることもあるかもしれませんが、それは1年後の自分と向かい合っている状態にあるといえるのです。それをきっかけとして、成功に向けた計画について考え、具体的なアクションに結びつけることが大切です。

 私たちは行動を起こすために、自分自身と向かい合おうとしています。夢を見るだけでアクションを起こせないのは、あまりにももったいないでしょう。年間カレンダーがそうした自覚を高めてくれるはずです。

繰り返し行いたい「お勧めの方法」

 単純に日々の予定を書き込むのは難しくありませんが、自分が納得できるような「成功に向けたスケジュール」を書き込むことは、すんなりできるとは限りません。

 たとえば「事業に成功する」という目標に対して何をすればいいのか、これはもともと簡単にわかることではありませんし、もしかすると一生わからないかもしれないのです。年間カレンダーとは、それを前提に日々付き合っていきましょう。ここでは具体的な「年間カレンダーへのスケジュールの書き込み方」を1つ紹介します。

 年間カレンダーが印刷されている1枚の大型紙をイメージしてください。筆者の場合は、よく年末に、翌年用のものを無料で金融機関からもらってきます。これを壁に貼っておけば、12カ月分のカレンダーを一度に見ることができます。年間手帳と合わせてこのカレンダーを使うのはお勧めの方法です。

松崎久純/グローバル人材育成専門家

松崎久純/グローバル人材育成専門家

サイドマン経営代表

企業の海外赴任者や海外拠点の現地社員を対象にグローバル人材育成を行う専門家。サイドマン経営・代表。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科非常勤講師。著書に『好きになられる能力 ライカビリティ 成功するための真の要因』(光文社)、『英語で学ぶトヨタ生産方式 エッセンスとフレーズのすべて』(研究社)、『イラストで覚える生産現場の英語』(ジャパンタイムズ)など多数。

Twitter:@HardLifeEasy

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