医療・健康(メディカル・ヘルスケア)のニュース

牛丼業界においてしのぎを削り続けている“牛丼御三家”こと、吉野家、すき家、松屋。なかでも好調ぶりが伝えられているのが吉野家だ。
同チェーンを運営する吉野家ホールディングスは2019年2月期連結決算で最終損益が約60億円の赤字となるなど、かなり苦境に追い込まれていた。しかし、牛丼の新しいサイズとして送り込んだ「超特盛」や、健康志向の消費者向けに発売した「ライザップ牛サラダ」がヒットしたことで、業績は回復。10月に発表された19年8月中間決算では、最終損益で18億円の黒字となった。
今回は、そんな吉野家も含めて「この冬、買うべき3大牛丼チェーンの商品」をピックアップ。「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が独断で選んだ6つのメニューを紹介していきたい(商品価格はすべて並盛の場合)。
吉野家/特朝定食/528円(税別)
朝4時から昼11時までの時間限定で提供されている朝ごはんメニューが、ネット上などで好評を博している吉野家。なかでも、おすすめしたいのが「特朝定食」だ。
海苔、生卵、みそ汁といった定番のおかずに納豆と焼鮭という2つのメインが加わった、日本人の心ともいえるラインナップの定食で、健康的かつ食べごたえ十分の内容となっている。
身を切るような寒さの朝だったとしても、吉野家に足を運んでこのメニューをかき込めば、1日の活力源を得られることだろう。
吉野家/牛すき鍋膳/648円(税別)
13年より販売が開始された「牛すき鍋膳」は、すっかり冬の定番商品となったメニューだ。19年も例に漏れず、10月15日から販売されている。
一人前の牛すき鍋と生卵、ごはん、お新香がセットとなっているこの商品。昆布や椎茸などのだしがきいたすきやきのタレには、さらに牛肉のエキスが加えられているため、牛のおいしさを余すところなく楽しめる一品となっている。
白菜やニンジンなどの野菜、豆腐にプラスして、きしめんが入っていることもあり、腹持ちもいい。ただ、きしめんが汁を吸うとやわらかくなってしまうため、テイクアウトした際には温かいうちに食べ始めることをおすすめする。
すき家/とりそぼろ丼/360円(税込)
すき家のおすすめ1品目としてご紹介するのは「とりそぼろ丼」。「牛丼チェーンなのに、なぜとりそぼろ丼?」と、疑問に思う人も多いかもしれないが、実は絶品と誉れ高いメニューなのだ。
ごはんの上に乗せられたそぼろは昆布とかつおを使った和風だしで煮つけてあり、しっかりとうまみが凝縮。細かいものばかりではなく大きめのそぼろも入っているので、鶏の食感を楽しむこともできる。
また、青ねぎや刻み海苔がそぼろの引き立て役として添えられており、さらには生卵までついてくるのもうれしいポイント。すべてをかき混ぜたときの全体のバランスがバツグンのこのメニュー、ぜひ一度ご賞味あれ。
すき家/まぜのっけごはん朝食/350円(税込)
「とろ~り3種のチーズ牛丼」や「高菜明太マヨ牛丼」などユニークなメニューが人気となっているすき家だが、注目されることが少ない朝食メニューのなかにも、おすすめしたい商品がある。
それが「まぜのっけごはん朝食」だ。メインとなっているのは、温玉入りのオクラと鰹節。これを白米の上に乗せて、すき家特製のたまごかけしょうゆを回しかけ、かき混ぜて食べれば、口の中が幸せで満たされること請け合いだ。