時期ごとに季節商品が並び、常に新しい商品や話題を提供してくれているコンビニ。なかでもセブン-イレブンは、チルド弁当などの食品のクオリティの高さが群を抜いていると評判だ。
セブンにとって2019年は、7月に待望の沖縄初進出を果たすなど、飛躍の1年となった。11月末時点での国内店舗数は2万1000店を突破しており、コンビニ業界最大手の座は揺るがない。
そんなセブンでは今季も、寒さで冷え切った身体を温めてくれるような商品が揃い踏みである。今回は「買うべき・買ってはいけない調査班」の独断で、セブンの「この冬、買うべき商品」を5つ選出した。
「おむすびどんぶり 特製かつ丼」/151円(税込、軽減税率適用。以下同)
「セブンイレブン HP」より
これまでにもチャーハンや焼肉ビビンバ、玉子かけ風など、多種多様なおにぎりを販売してきたセブンだが、ここにきて「おむすびどんぶり 特製かつ丼」という新たな試みが見られた。
おにぎり状に丸く整えられた白いご飯の上に、かつ丼の具となるダシの染みた玉子、そして柔らかいかつが2切れ乗っかっているこの商品。かつ丼をおにぎり感覚で手に持って食べるという体験がまず面白いし、肝心の味についても、玉子の水分量が絶妙だ。
ネット上での評価も上々のようなので、これを皮切りに親子丼や牛丼など、シリーズのさらなる充実を期待したい。
「冬のごちそう! 蟹のトマトクリームパスタ」/537円
トマトソースの上にうっすらと溶けかかったチーズ、パセリ、そしてずわい蟹のほぐし身が中央に添えられている「冬のごちそう! 蟹のトマトクリームパスタ」。蟹には高級食材のイメージがあるだろうし、500円そこそこの価格帯だと申し訳程度の量しか入っていないのではないかと勘繰ってしまうかもしれないが、この商品ではちゃんと蟹の存在感を堪能できる。
また、トマトソースには玉ねぎにトマト、蟹みそが使用されており、こちらも奥深い味わいだ。麺についてはチルド商品ということで、さすがに茹でたてのパスタには及ばないながらも許容範囲。全体的には“冬のごちそう”という商品名に恥じぬクオリティなので、要チェックである。
「白いチーズソースのキーマカレー 温玉入り」/496円
たっぷりとかかった白いチーズソースの中に、黄身がトロトロの温玉が入ったキーマカレー。チルド商品なので、食べる直前に加熱したら卵が固まってしまうのではないかと思いきや、パッケージに表示されている時間どおりに温めればトロトロの状態が保たれるため、心配は無用だ。