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ジャーナリズム

厚労省、PCR検査ドライブスルー方式で再びデマ投稿の異常事態…首相官邸の介入が元凶か

文=編集部
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韓国で実施されているドライブスルー方式の検査(Penta Press/アフロ)

 新型コロナウイルス感染症の被害拡大を受けて、政府の公式見解として発表を続けている厚生労働省の公式Twitterアカウントが、またしても物議を醸している。このアカウントでは今月上旬、情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)を名指しして番組内容に異を唱えた後、翌日の同番組の反論を受けて、内容を訂正する騒ぎがあった。今回は何があったのか。

「ドライブスルー方式では、医師の診察を伴わないことが多い」→訂正

 厚労省公式アカウントは15日、以下のような投稿をした。

「【#新型コロナウイルス『ドライブスルー方式』のPCR検査を実施しない理由について】『ドライブスルー方式』のPCR検査が、いくつかの報道で紹介されています」

「新型コロナウイルス感染症にかかっているのではないかと心配される方が、PCR検査を受けるためには、医師の診察が重要です。『ドライブスルー方式』では、医師の診察を伴わないことが多いため、我が国では、実施しておりません」

 ところが、翌16日には次のように訂正した。

「3月15日に投稿した『ドライブスルー方式のPCR検査を実施しない理由』と題するツイッターで、ドライブスルー方式を導入しない理由として、『医師の診察を伴わないことが多い』との記載をしていました」

「現在ドライブスルー方式でのPCR検査を行っている国では、問診票を配布し、医師が検査の要否を判断しているものがあると承知しており、正確性を欠く表現であるため、訂正させていただきます」

 17日にはBS‐TBS『報道1930』が、厚労省の一連の投稿を取り上げた。そのうえで、韓国のドライブスルー方式を現地取材し、医師が診察をしたうえで、感染の疑いのある人に検査を実施している様子を報道している。