100円ショップブランド最大手の「ダイソー」。低価格高品質な商品の数々は、創業以来ユーザーの心をつかみ続けている。近年は300円や500円の価格帯も設けており、スピーカーや加湿器といった、電化製品すら取り扱うようになった。
2019年度の企業売り上げは、驚異の約4757億円を記録。2019年3月時点で国内に3367店、海外に2175店を展開するほどにその勢力を拡大している。消費増税やアベノミクスの影響による消費の冷え込みや節約傾向を、逆手に取ったかたちだ。
飛ぶ鳥を落とす勢いのダイソーだが、今年の春も要注目の便利グッズを数多く売り出している。今回は、新生活が始まるこの季節にぜひゲットしておきたいグッズを「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が独自にリサーチ。「この春、買うべきダイソーのおすすめ商品」を5つピックアップした。
収納スツール/550円(税込、以下同)
新生活に合わせて新居に越す人も目立つこの季節。ダイソーの「収納スツール」は、部屋をすっきり機能的に保ってくれる便利グッズだ。この商品には、座面を取り外すと中に物が入れられる収納機能が備わっている。これにより、イス兼収納ボックスとして、部屋のスペース確保に一役買ってくれるのだ。
なお、こうした商品はその強度が気になるところだが、約60kgの耐荷重となっており、大抵の重みではビクともしない安心設計。縦、横、奥行きいずれも30cmのコンパクトサイズであるうえ、使わないときは座布団サイズほどに折りたたんでおけるのも高ポイントだろう。
ハンギングマルチポケット/330円
この季節に新生活を始める人にとって、効率的かつ経済的な収納グッズは実にありがたいものだろう。そういう意味でダイソーの「ハンギングマルチポケット」は、まさにベストな商品だといえるかもしれない。
330円という低価格で購入できるこのアイテムは、約80cmというポリエステル製のロングポケットなのだが、これがとても便利なのだ。上段に小さめのポケットが4つ、中段に横長のポケットが1つ、下段に深めの大きなポケットが1つついている。
最上段部分はハンガー状になっているので、ちょっとしたフックに吊るせば、鍵や封筒といったかさばりがちなアイテムを収納しておくことが可能。服などと一緒にクローゼットにかけておけば、人目につきにくくなるので、部屋をよりすっきり見せることもできるだろう。
ひとまとめ衣類用 圧縮袋/110円
出張や転勤なども増えてくるこの季節。衣類はどうしても持って行かざるを得ないし、荷物のなかで一番かさばるアイテムになりがちだ。そんなときに活躍してくれるのが、ダイソーの圧縮袋である。