厚労省職員を4時間恫喝取材、東京新聞エース記者の不穏な噂…時代遅れのマスコミの画像1
中日新聞東京本社(「Wikipedia」より/Lombroso)

 東京新聞の4日付朝刊に掲載された謝罪記事『本社、厚労省に謝罪 記者が暴力的取材』が波紋を広げている。どんな記者が暴力的行為を行ったのか、取材現場で何が起きていたのかを調べた。

 同記事は次のように報じる。

「東京新聞(中日新聞東京本社)の記者が九月、厚生労働省の職員を取材した際、机を叩いて怒鳴るなど暴力的な行為をし、編集局は厚労省に謝罪する文書を出した」(原文ママ、以下同)

 同社の記者は新型コロナウイルス対策として、政府が全世帯に配布したマスク(俗称:アベノマスク)の単価や規格決定の経緯を調べるために情報開示請求を同省に行ったが不開示にされ、担当部署の職員に8~9月、2回取材をした。このうち9月4日の取材は3時間45分にわたって行われ、記者が「ばかにしているのか!」と大声を出して机を叩いたり、職員の資料を一時的に奪い取ったりしたという。

「正義マン」と「北風と太陽」

 記事中では匿名だったが、コロナ禍の現場で取材をしている人間なら誰しも今回の騒動の渦中にいる人物が、東京新聞社会部エースのA記者であることはわかっただろう。全国紙政治部の記者は次のように揶揄する。

「永田町、霞ヶ関界隈では、望月(衣塑子)さんと彼は、とにかくしつこいことで有名ですからね。最初から結論ありきで取材をする昔ながらの記者、いわゆる『正義マン』ですよ。望月さんと同じく、菅義偉首相や周辺から相当嫌われているのでネタが取れなくて、焦っていたんじゃないですか?」

 厚生労働省関係者も次のように話す。

「ここ数日、省内では『東京(新聞)のAさんがアベノマスクの件で殴り込みにきたらしい』『応対した担当職員が心身に不調が出るほどだったので、加藤(勝信・現官房長官、前厚労相)さんの周辺が激怒している』とかいう不穏な噂が流れていました。私は現場にいたわけではないですが、庁舎内でそんな風な勢いで詰められれば、話せることも話せなくなります。北風と太陽ですよ」

今なおアベノマスクに残る疑惑

「しつこい記者」という評価は新聞記者の間では、「やっかみ半分、賞賛半分」の複雑な心情を意味することが多い。A記者は労働問題に強いことで知られ、映画『新聞記者』(製作The icon、スターサンズ)の原案となった同名の著書を手掛けた望月記者と並ぶ、東京新聞社会部の双璧のひとりだ。

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