
次世代通信規格の「5G」が話題となっている。アップルの新型スマートフォン「iPhone12」もいよいよ5Gに対応し、携帯キャリア各社も5Gエリアの整備を進めている。
10月末時点の各社の5Gエリアの整備状況をみてみると、ソフトバンクは22の都道府県、KDDI(au)は42、NTTドコモは全都道府県をエリア化している。ただ、まだまだ局地的な利用にとどまっており、ユーザー全員が5Gの利便性を享受できるのは、もう少し先になりそうだ。
この5Gの普及を契機に、現在契約している携帯キャリアの切り替えを考えている人も多いだろう。近年はさまざまなサービスがスマホに紐づけされているが、キャリア選択の大きな要素のひとつにペイ払いなどのキャッシュレスサービスのお得度を付け加えてみてはいかがだろうか。
今回はその選択の一助とするべく、ドコモのd払いとauのau PAYを比較してみたい。
初めての利用で1500円分のポイントがもらえる!
auPAYはすでに利用者が2300万人を超えるほど普及している(5月22日時点)。200円ごとの支払いでPontaポイントが1ポイント付与されるため、基本還元率は0.5%となる。支払い方法は銀行やクレジットカード、一部auショップで残高をチャージする方法と、スマホ料金との合算ができる「auかんたん決済」がある。
auPAYではPontaカードとの併用でポイントの二重取りが可能だ。auPAYアプリでPontaカードと連携すれば、別途Pontaカードを提示する必要もない。
auPAYは還元率こそ低めだが、お得なキャンペーンを実施している。10月からはローソンでauPAYを利用すれば、還元率は3%に。また、auもしくはUQモバイルの契約者であれば、三太郎の日(3、13、23日)には還元率が6%に跳ね上がる。ちなみに、auが展開する映像、音楽、書籍などエンタメが楽しめる「auスマートパスプレミアム」会員(月額499円)であれば、さらに3%が上乗せされるので、合計9%の還元を受けられるのだ。
10月からはauPAYを初めて使う方を対象として、残高1000円プレゼントキャンペーンも行っている。これはauPAYの利用開始とPonta会員IDの連携をするだけで1000ポイントもらえるお得なキャンペーンだ。さらに、お気に入り店舗に登録したローソンにて3回以上、3000円以上の買い物を行うと500ポイントのボーナスがもらえる。
つまり、今からauPAYを始めれば、それだけで1500円分トクをする計算だ。また、auに乗り換えておけば、ローソンでの利用で3%、3のつく日であれば6%還元だ。3000円以上の買い物で500ポイント、その6%還元で180ポイント、合わせて680ポイントがさらに加算される計算になる。
また、11月30日までは対象飲食店での利用で10%還元キャンペーンを実施中。対象店はスシロー、吉野家、松屋、なか卯、コメダ珈琲店など、人々の利用頻度が高めなお店が目白押しだ。