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テレワーク 慣れた頃にやってくる落とし穴とは

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※画像:『テレワークの達人がやっているゆかいな働き方』(青春出版社刊)

 コロナ渦でテレワークが普及しつつある昨今。

 この働き方にまつわる失敗、孤独感。そして生産性を高めるための自分なりのノウハウの発見など、それぞれにさまざまな経験をしてきたはず。感染拡大によって改めてリモートワークが推奨されている今、もう一度この働き方に目を向けてみるべき時かもしれない。

 他の人はどんな在宅勤務をしているのか。人の在宅勤務を覗き見し、孤独感を和げ、成功例や失敗例を見て安心したり、成果アップを試みるための1冊が『テレワークの達人がやっているゆかいな働き方』(林雄司著、青春出版社刊)だ。

テレワークの「やらかし」は慣れたころにやってくる

 テレワークのあるある事件簿や生産性を高める技、リモート飲み会の楽しみ方など、テレワークにまつわるエピソードを集めた中から、いくつかその活用法をあげていきたい。

 テレワークでは、パソコンのカメラが自分を映しているため、目線をどこにやったらいいのか迷ったりする。対面での会話のように、相手と目を合わせて話しているようにしたいなら、モニターの上部にあるカメラのすぐ下に、相手の顔のウインドウを持ってくると、相手の目と合わせて話している感じになる。モニターの中央や下のほうを見て話すと、相手からは伏し目がちに見えてしまうので、注意が必要だ。

 モニター関連でもう一つ。大型モニターで、喋っている人だけが大きく映る状態にしていると、本物以上の大きさになる。上司や取引先の人の相手の顔が大映しになると、気にする必要はないとわかってはいても、なんとなく落ち着かないもの。キツめのフィードバックをもらっていたり、お小言を言われている時はなおさらである。こんな時はビデオ会議のウインドウを小さくするだけで、気が楽になる。

 また、リモート会議に慣れていると忘れがちになるのが、離席の際のミュートだ。トイレで水を流す音や排泄音を配信してしまうのはありえることなので気をつけたい。リモート会議中に私用の電話がかかってきた際も急いで出るため、ミュートを忘れてしまうことがある。実家や家族との会話は素が出すぎたり、家族の会話を聞かせてしまうことになるので、ミュートにすることを忘れないようにしたい。

 今後、業種によってはオフィスワークと在宅勤務を選べたり、働き方もさらに多様化していくことになるだろう。本書から人の失敗を見て、安心するのもいい。普段仕事ができるあの先輩や怖い上司も、案外テレワークでやらかしているとわかると気持ちも楽になる。

 この他にも気をつけるべきポイントや快適にする方法など、テレワークを楽しく、成果の出るものにするための知識が満載。今一度読んでおきたい1冊だ。(T・N/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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