ビジネスジャーナル > ライフニュース > モスバーガー、夏の残念商品5選とは
NEW

モスバーガーの残念商品5選…海老チリ風バーガーに「ずるい」、夜モスも不評

文=A4studio
【この記事のキーワード】, ,
モスバーガーの店舗
モスバーガーの店舗

 日本発祥の大手ハンバーガーチェーン「モスバーガー」が50周年を迎えた。同店は1972年に東京・成増で誕生し、今年5月末時点で国内1251店舗、海外451店舗を展開するほど規模を拡大している。

 そんなモスバーガーは、和風バーガーとしても知名度の高い「テリヤキバーガー」を日本のチェーン店で初めて開発・販売したことをご存知だろうか。公式サイトによると、パティやバンズに合うような味付けにするために、テリヤキソースには隠し味として味噌を入れているという。

 モスバーガーでは、このように斬新なアイデアがファンから高い評価を受けることが多い。だが、中には組み合わせが微妙だったり期待外れに感じてしまったりする商品も……。そこで今回は“この夏、要注意なモス商品”を5つ紹介しよう(価格は税込み)。

海老チリ風バーガー/460円

 まず紹介するのは、海老チリ風ソースをかけた海老カツとレタスをバンズで挟んだという「海老チリ風バーガー」。5月18日~7月中旬までの期間限定商品で、トマトケチャップやトマトペーストを使用して甘めに仕上げたのが特徴のようだ。

モスバーガーの残念商品5選…海老チリ風バーガーに「ずるい」、夜モスも不評の画像1

 一見すると辛いのが苦手な方にも喜ばれそうな商品なのだが、購入者からは「これは海老チリじゃない」「(海老チリ)風ってずるい言葉だよな」など、味そのものについて不満の声が多くあがっている。

 実際に食べてみると、ソースは海老の風味ととろみがあり、「海老チリ風」と言えなくもない。しかし、海老の味が薄いせいか、海老チリというよりは“中華風の甘辛ソース”という感じなのだ。そのため、海老カツがメインといえど、海老チリの味とは遠いため、海老チリ好きの期待に応えられていないのかもしれない。

ソイモーニング野菜チーズバーガー/370円

 モスバーガーでは、オープンから午前10時半までの時間限定でモーニングメニューを提供していることをご存知だろうか。続いて紹介する「ソイモーニング野菜チーズバーガー」も、そのひとつだ。

モスバーガーの残念商品5選…海老チリ風バーガーに「ずるい」、夜モスも不評の画像2

 肉の代わりに大豆由来の植物性たんぱく質を使用したソイパティ、スライスチーズ、トマト、レタス、オニオンスライスにトマトケチャップとカロリーハーフマヨネーズで味付けしており、一見おいしそう。しかし、購入者からは「ソイパティの味がわかりにくい」「ソイをわざわざ選ぶ必要ないかも」など、ソイパティに対しての厳しい意見が寄せられていた。

 実際に食べてみると、肉のような食感のソイパティは食べ応えがあり、朝ごはんをしっかり食べたいシーンなどに重宝しそうである。しかし、指摘されているように、ソイパティを食べている感じがあまりしないのだ。

 また、ソイと聞くとローカロリーのイメージを持つ方も多いだろうが、1個あたり363kclと、他のハンバーガーと比べて極端に少ないわけでもない。以上の点から、無理してチョイスする理由がなく、それなら普通のハンバーグパティにかぶりつきたいと思う方が多いようだ。

【時間限定】夜モスライスバーガー よくばり焼肉 15:00~/620円

 続いては、5月18日から販売開始されたヨルモスメニューから「【時間限定】夜モスライスバーガー よくばり焼肉 15:00~」を紹介しよう。こちらは15時以降限定のメニューで、ヨルモスという名前の通り、遅めのランチや夜ご飯をガッツリ食べたいというときにうれしいボリューム感が人気のようだ。

モスバーガーの残念商品5選…海老チリ風バーガーに「ずるい」、夜モスも不評の画像3

 常設メニューである「モスライスバーガー焼肉」(420円)の焼肉を2食分使用したという食べ応えがある商品なのだが、購入者からは「焼肉の味が濃い」「胃もたれする」などの声があがっている。

 実際に食べてみたところ、指摘されている通り、焼肉の味はかなり濃かった。また、脂身が多いので、こってりしたものが苦手な人には重たい一品かもしれない。

 同じくヨルモスメニューには、あっさりした塩だれで味付けをした「【時間限定】夜モスライスバーガー よくばり天 金目鯛とかきあげ(塩だれ) 15:00~」(590円)も販売されている。ボリュームは欲しいけどさっぱりしたメニューが食べたいという方は、こちらを購入してみてほしい。

まるごと!レモンのジンジャーエールwith甘夏ソース<九州産甘夏果汁0.5%使用>/510円

 暑くなってきたので、すっきりしたドリンクで喉の渇きを潤したいシーンも多くなってきたのではないだろうか。「まるごと!レモンのジンジャーエールwith甘夏ソース<九州産甘夏果汁0.5%使用>」は、5月20日~11月上旬までの期間限定で販売されているさわやかな炭酸ドリンク。

モスバーガーの残念商品5選…海老チリ風バーガーに「ずるい」、夜モスも不評の画像4

 九州産の甘夏果汁を0.5%使用したシロップをジンジャーエールで割った商品で、くし切りにしたレモンが丸ごと一個入っている。カットレモンの見た目が涼しげな上、レモンをつぶしながら飲むスタイルが特徴的だ。

 しかし、購入者からは「レモン感が少ない」「見た目がきれいなだけのジンジャーエール」などの声があがっていた。レモンの果肉をつぶしながら実際に飲んでみたのだが、それでもレモンの酸味はほとんど感じられず、“レモンの香り付きのジンジャーエール”という程度の印象だった。そのため、レモンの味に期待して購入するのは、あまりおすすめできないと言えるだろう。

ひんやりドルチェ ピスタチオ&ラズベリー/190円

ひんやりドルチェ ピスタチオ&ラズベリー」は、3月24日~9月中旬までの期間限定で販売している商品。「ひんやりドルチェシリーズ」は、冷凍状態のまま提供することで、溶け具合によって違ったおいしさが楽しめることを特徴としている。

モスバーガーの残念商品5選…海老チリ風バーガーに「ずるい」、夜モスも不評の画像5

 この商品は、香ばしいピスタチオと甘酸っぱいラズベリーパウダーを使用した2層仕立てになっているのだが、購入者からは「ラズベリーの味がしない」「ピスタチオだけでもおいしいけどラズベリーどこ?」など、ラズベリーの味が控えめな点が指摘されている。

 実際に食べてみたところ、ピスタチオは香ばしい上にねっとりとした食感で美味。しかし、ラズベリーに関してはほんのりベリー系の香りがする程度で、確かにあまり味が感じられないのである。購入者から指摘されているようにピスタチオだけでも十分おいしいのだが、ラズベリーに期待して購入すると期待を裏切られてしまうかもしれない。

――今回は“この夏、要注意なモス商品”を紹介した。素材にこだわっているモスバーガーの商品は基本的においしく人気の高いものばかりだが、中には今回紹介したような購入前に検討が必要そうな商品も存在する。今回の記事がモスバーガー利用時の参考になれば幸いである。

※情報は2022年6月19日現在のものです。

A4studio

A4studio

エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

モスバーガーの残念商品5選…海老チリ風バーガーに「ずるい」、夜モスも不評のページです。ビジネスジャーナルは、ライフ、, , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!