モスライスバーガー海鮮かきあげ(塩だれ)/340円
数あるハンバーガーチェーンのなかでもモスバーガーの専売特許となっているのが、お米を使ったバーガー。1987年に、同チェーンが焼きおにぎりを参考に生み出した「モスライスバーガー」は、いまや押しも押されもせぬ定番メニューとなっている。
特におすすめなのが、「モスライスバーガー海鮮かきあげ(塩だれ)」。香ばしいかきあげには、海老やいかといった魚介類と、枝豆や人参などの野菜がふんだんに使われており、まるで高級なかきあげ丼を片手で持っているかのような感覚を得られるだろう。
また、かきあげにかかっている特製の塩だれは上品な味わい。しっかりとした塩味がありながら、非常にあっさりとしているので、揚げ物だということを意識せずに食べられるはず。身体から流れ出る汗のせいで、塩分不足になりがちな夏にぴったりの逸品だ。
チキンナゲット(5コ入り) ※ソース別売/320円
使われているのが若鶏の胸肉とは思えないほどジューシーな「チキンナゲット」も、モスバーガーを訪れた際には、ぜひ注文してほしいメニュー。
「バーベキューソース」と「マスタードソース」がそれぞれ別売り(40円)なので、どちらかのソースを一緒に頼めば360円と、やや高くなってしまうのがネックではある。だが、衣が薄く脂っこさが皆無で、絶妙にスパイスが効いたこの商品を食べれば、その値段にも納得すること請け合いだ。
ソースでおすすめなのは、酸味と辛味がきちんと感じられるマスタードソース。大人の味わいなこのソースをチキンナゲットにつければ、晩酌のビールのお供にもなるだろう。
モスシェイク ストロベリー(無果汁)(S)/250円
ほかのハンバーガーチェーンでシェイクを飲んで、その甘さや風味に苦手意識を抱いているという人に一度お試しいただきたいのが「モスシェイク ストロベリー(無果汁)」だ。
甘すぎないシェイクに、ストロベリーの爽やかな酸味が追加されているので、まさに夏にうってつけなメニューとなっている。この商品を飲めば、モスバーガーのシェイクが他チェーンとはひと味もふた味も違うということが実感できるだろう。
ここまで、実食した感想やインターネット上の評判をもとにモスバーガーのメニューを5つ紹介してきたが、いかがだっただろうか。経営的にはピンチに陥っているが、商品の質は相変わらず高水準をキープしている。この記事をきっかけとして、ぜひモスバーガーに足を運んでみてほしい。
(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)