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多賀秀行「旅行しよう。」

夏休み、奄美大島へ行こう…沖縄よりも狙い目!唯一無二の自然と文化を体験!

文=多賀秀行/フリー編集者、宿「ANCHOR SITE」オーナー、協力=小海もも子
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あまみ大島観光物産連盟の公式サイトより

 

夏到来、美しき南の島を目指す

 気温30度を超える「真夏日」は当たり前、35度を超える「猛暑日」も珍しくなくなった日本の夏。海、川、山へと、自然の凉を求める人も多いのではないだろうか。特に海は夏を代表する旅行先。なかでも高い知名度によって圧倒的な人気を誇っているのが沖縄の海だ。しかも美しい海だけではなく、豊かな文化も素晴らしいし、少し足を延ばせばまた異なる表情を持つ離島も体験できる。まさに夏にぴったりな旅行先だ。

 しかし沖縄の夏は、超ハイシーズンであるがゆえに、宿泊費や交通費が軒並み高くなる。実際に海外に行ったほうが安いなんてこともあるほどだ。それに、とにかく人が多い。これをどう考えるかはもちろん人それぞれだが、ご存じだろうか? 

 南の島であり、美しい自然があり、豊かな文化がある、そして離島――、という条件が揃う場所があることを。それが鹿児島本土と沖縄本島のちょうど中間に浮かぶ奄美大島だ。「海や自然、文化を味わいたい。けれども混雑はなるべく避けたい」という贅沢な悩みを持つ人に絶好の旅先となる。

奄美の最大の魅力は希有な自然

 奄美諸島最大の島である奄美大島は、沖縄本島の面積のおよそ6割の広さを持つ。小笠原諸島と同様に「東洋のガラパゴス」と呼ばれている。アマミノクロウサギやルリカケス、リュウキュウアユなどの生き物のほか、実に多くの植物もここ奄美にしか生息していない。まさに貴重な固有種の宝庫だ。

 動物や植物を見たい人は、「金作原(きんさくばる)原生林」を現地ガイドと共に歩こう。ゴジラのロケ地として使われた歴史を持つ亜熱帯の森。太古の恐竜時代を彷彿とさせる風景が広がっている。

 そして歩くだけでなく、日本で第2位の規模を誇るマングローブをカヌーに乗って探検することもオススメだ。静かな水面に漕ぎ出せば、木々が覆いかぶさるトンネルを抜けたり、緑豊かな山々の眺望を楽しんだり、周囲の動植物を観察したりすることができる。

 そして奄美といえばやはり海。「アマミブルー」と称される透明度の高い海は、沖縄の海に負けず劣らず美しい。島内には白砂のビーチが無数に点在し、トイレやシャワーが完備されているところも多い。毎日違う景色の中で海水浴を楽しむことが可能だ。波打ち際でも魚を見られるが、シュノーケリングやダイビングで水中世界に身を委ねてみれば、豊かな珊瑚礁を寝床に生きるカラフルな熱帯魚だけでなく、悠々と泳ぐウミガメに出逢える可能性も高い。

多賀秀行/フリー編集者

多賀秀行/フリー編集者

1981年生まれ。東京都出身。一日一組限定の宿「ANCHOR SITE」を営みながら、海外旅行をメインとしたフリーランスの編集者として活動している。
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Twitter:@tagahideyuki

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