モスライスバーガー海老の天ぷら/450円
モスバーガーの定番メニューといえば、バンズではなくライスプレートで具材を挟むライスバーガーだが、なかでもイチ推しなのが「モスライスバーガー海老の天ぷら」。2018年には期間限定の商品として販売されており、そこでの売り上げが絶好調だったことを受けて、今年5月からレギュラーメニューとして復活させたという。
特筆すべきは、やはりエビの天ぷら。周りを覆う衣は、タレがかかっているにもかかわらずサクサク感が残っており、プリッとした食感のエビとのコンビネーションが絶妙なのだ。エビの身は大ぶりで、かつそれが2本も挟み込まれており、腹持ちのいいライスプレートと併せて、空腹時でもこのメニューで腹が満たされることだろう。
また、一緒に入っている素揚げインゲンと海苔、天つゆ風のタレに加えられたゆずの風味がアクセントになっているので、最後まで飽きることなく、ぺろりと平らげてしまうこと間違いなし。秋の行楽シーズン、おにぎりやお弁当の代わりに、アウトドアレジャー先へ持っていくのもいいかもしれない。
クラムチャウダー/310円
肌寒さの増してくるこの季節に最適な一品として、「クラムチャウダー」を「買うべきメニュー」に推しておきたい。モスバーガーには、ハンバーガーと相性のいいスープメニューが用意されており、持ち帰りもできるということをご存じない方も多いのではないだろうか。
アサリやベーコン、ポテトといった具材がゴロゴロと入ったスープは、魚介類のうまみが詰まっていて濃厚。温かいうちに一口味わえば、必ずやほっこりとした気分になれることだろう。
セットメニューのドリンクは、プラス30円すればこのスープに変更が可能。バーガーのお供として、一緒に味わうのもおすすめだ。
オニオンフライ/260円
春に紹介した「買うべきモスバーガーのメニュー5選」では、「オニポテ(フレンチフライポテト&オニオンフライ)」をご紹介したが、ほかのファストフードチェーンではなかなか食べられない「オニオンフライ」は、やはりモスバーガーの大きな魅力のひとつと言っていいだろう。
甘さが際立つタマネギが、サクサク感の強い衣で包まれており、たまらない美味しさを実現。ジューシーかつ食べ応え満点であるため、食欲の秋、バーガーだけでは空腹を満たせなかったときには、もってこいのサイドメニューだと言える。
苦境に立たされているモスバーガーだが、その商品はどれも質が高く、ボリューム感も十分。また、秋にぴったりのメニューも数多く取り揃えられているので、活用しない手はない。この記事をきっかけに、モスバーガーに足を運んでいただければ嬉しい。
(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)