消費者が企業活動に抱く疑問を考察するサイト ビジネスジャーナル ⁄ Business Journal
最近は写真だけでなく、ビデオテープもデジタル化できます。デッキを処分して、もう観られないのだけど、昔撮ったVHSのビデオテープが捨てられず、というお宅も多いのではないでしょうか。今は記憶媒体も、USBメモリーやマイクロSDカード、DVDなどいろいろ選べます。老前整理の際に、自分の葬儀に流す用に、お気に入りの写真をスライドショーにしたという方もいらっしゃいました。これもとてもよいアイデアです。
お子様が使うものは、捨てずにきちんと保管する
いずれお子様が使いたい、という遺品はきちんと保管しておきましょう。保管場所を1カ所に決め、収納ケースに入れたものはリストをつくり、見直す日時を決めておきましょう。意外に忘れてしまうものなので、1年ごとの見直しがおすすめです。1年たつと気持ちも整理されて、さらに取捨選択ができるようになっています。見直す日はご命日にしておくと、忘れないのでおすすめです。しまいっぱなしにしては、遺品の意味がなくなってしまいます。きちんと手入れして、故人を偲びながら使うのがベストです。
終活の3ステップ、「老前整理」「生前整理」「遺品整理」について前編・後編に分けてお話ししてきました。最後の遺品整理だけはご自分ではできないことですが、老前整理と生前整理はすぐできるだけでなく、その後のご自分の今の生活もすっきり身軽にしてくれます。今50歳を過ぎている方は、服、本、趣味のもの、どれかひとつを整理してみてはいかがでしょうか。
(文=中山真由美/整理収納アドバイザー、インブルーム取締役)
Business news pick up
RANKING
23:30更新関連記事
2024.06.26 17:00
2024.06.19 16:35
2024.03.17 17:30
2024.02.27 09:34