小売店や卸売業者が独自に企画・販売するプライベートブランド(PB)。品質はメーカー品と大差ないものの、価格が安いという点で消費者の支持を集めている。大手スーパーやコンビニはもちろん、最近ではドラッグストアもPBを展開していることが多い。そのジャンルは幅広く、日用品や食品、さらにはドラッグストアということで医薬品や化粧品までが取り扱われているのだ。
なかでも、青色と黄色のポップな看板が目印の「マツモトキヨシ」は、2015年よりPB「matsukiyo」の商品開発に力を入れている。18年3月時点で商品点数は1500を超えており、売り上げの約10%を占めるほどの主力部門となっている。
そこで今回は、数あるmatsukiyoの商品の中で忙しいビジネスパーソンが手にとるべき、さらにはこれからの季節に大活躍してくれそうな商品を5つ厳選した(価格は税別)。
EXSTRONG エナジードリンク 250ml/139円
鮮やかなオレンジ色と黒色のパッケージにメロンソーダを思わせるような真緑のドリンクが入っており、発売当初にネットで大きな話題となった人気商品だ。もちろん、見た目のインパクトだけではない。100ml当たりのカフェインは65mg、アルギニンは200mgとなっており、競合商品と比べても多めの含有量なのだ。
味はというと、エナジードリンク特有の甘ったるさや強炭酸感は抑えめで、ビジュアルのわりには飲みやすくなっている。なにより、エナジードリンクの価格は200~250円前後が相場のなか、139円という低価格はPBならでは。ほかにも、カロリーゼロタイプや「BODY&SALT」「LOVE&PEACE」などさまざまなテイストがラインナップされているので、目的や気分で飲み分けるのもオススメだ。
LAB プロテインバーチョコレート 36g/128円
筋トレやダイエットをしている人には欠かせないタンパク質。このプロテインバーには15gのタンパク質が入っていて、体を動かす人には最適な商品となっている。
プロテインというと、粉末タイプを水や牛乳で溶き、ドリンクにして飲むという人が多いだろう。しかし、バー状であればつくる手間もいらず、持ち歩きも簡単。さらに、スナック感覚で食べられるので、プロテインの独特の風味が苦手な人でも食べやすくなっている。
コンビニなどで売っている同様の商品は200円を超えてくるが、こちらはお手頃価格だ。タンパク質は運動する人ほど毎日摂取する必要があるため、低価格は何よりもありがたい。管理栄養士のお墨付きを得た商品なので、品質面も安心して摂取できる。
ハイビタオール2000 100ml/93円
多忙なビジネスパーソンにとって、栄養ドリンクはまさに体力回復のための必須アイテム。通勤途中にドラッグストアに立ち寄り、毎日飲んでいるという人も多いだろう。
この「ハイビタオール2000」には、タウリン2000mg、L-アルギニン塩酸塩100mg、そのほかにアミノ酸や数種類のビタミンを配合し、滋養強壮や肉体疲労時の栄養補給に高い効果を発揮してくれる。栄養ドリンク特有の薬用シロップのような感じもなく、飲みやすい味と毎日買ってもお財布に響きづらい価格設定がうれしい1品だ。
より高機能な栄養ドリンクを求める人には「ハイビタオール4000」がオススメ。価格は93円で「2000」と変わらないが、より多くの成分が配合されているので、疲労度によって使い分けるのもいいだろう。
耳が痛くなりにくいマスク 大きめサイズ 個包装 40枚入/462円
乾燥によるのどの痛みや風邪などの予防として、これからの時期に大活躍するマスク。しかし、長時間の使用でゴムヒモを引っかける耳が痛くなるという経験をした人も多いだろう。
このマスクは、ワイドソフトタッチゴムという耳への負担が少ない優しい素材を使用し、ストレスを軽減してくれる優秀マスクだ。耳に優しいだけでなく、口元もシルクタッチでなめらか。鼻にはノーズワイヤーを入れ、ウイルスやホコリ、花粉を99%シャットダウンしてくれる。個包装という衛生面への配慮もうれしいポイントだ。
また、口元にマウスバーが入っており、息苦しさを感じないだけでなく、女性はメイク移りしにくいというメリットも。マスクは100円ショップなどでも売っているが、価格と機能性のバランスを求めるならドラッグストアで買うほうがベターだろう。
パープルショットプラス 31ml/926円
のどの炎症や腫れを抑えてくれる喉スプレー「パープルショット」に殺菌成分を加えたものが、この「パープルショットプラス」だ。冬は1年のうちでもっとものどに不調を感じることが増える季節だろう。痛みや炎症のほか、「なんだかイガイガする……」という不快感、さらには口内炎までも、このパープルショットプラスがあれば解決できる。
使用方法はごく簡単で、1日数回患部に噴射するだけ。高さ11.6cm×幅5cm×奥行き4cmというコンパクトサイズで、カバンの中に入れておいても邪魔にならない。職場や外出先にも持っていけるため、「大事な会議や商談があるのに、のどが痛くて集中できない……」という場面でも心強い。何かとトークする場面が多いビジネスパーソンにとって、冬の必須アイテムになるかもしれない。
マツキヨのPBには、ほかにも「こんなものがこの値段で?」というアイテムが満載なので、ショップやオンラインストアでぜひチェックしていただきたい。
(文=清談社)