フリマアプリの「メルカリ」が、2019年9月18日の時点で累計取引件数が5億件を突破したことを発表した。現在、日本国内での利用者数は月間で1350万人を超えるという。今この瞬間も、多数の商品が出品・売買されていることだろう。
利用者数が日本の人口の1割程度にまで広がったメルカリでは、季節の変わり目になると、シーズンに合ったアイテムを出品するユーザーが増えるという。フリマアプリをうまく使って収入を得る人たちは、シーズンごとの売れ線アイテムに敏感なのだ。
今の時期であれば、やはり秋冬ものの防寒グッズなどが売れ筋だという。そこで今回は、メルカリで買うべき「衣料品」と身に着けるアイテムを5つ紹介する。
ニット帽
かぶるだけでカジュアルダウンできるニット帽は、ラフさを演出してくれるアイテムだ。オシャレのワンポイントとして秋のコーディネートに取り入れられるほか、冬本番には防寒アイテムとして大活躍してくれる。1年を通して長く使えるアイテムなので、ブランド物を1点持っておくのもいいだろう。
アパレルブランドから正規に販売されているニット帽の相場は4000~6000円前後だが、メルカリであれば2000円台からゲットできるものも多い。寒さが深まるにつれてニット帽の需要は高まり、気になっていたアイテムが手に入らなくなってしまうこともあるため、購入するなら早いほうがいいだろう。
ウィンドブレーカー
筋トレブームが続いているが、肉体美を追求するだけでなく、健康やダイエットのためにジム通いや日夜ランニングをするという人も多いだろう。この時期、トレーニングに励む人々に着用してもらいたいのがウィンドブレーカーだ。風を遮断するので防寒性能が高く、サウナスーツのように発汗を促してくれるという声もあるため、トレーニングウェアとしても最適なのだ。
トレーニング用と割り切れば、少し汚れているぶん格安のアイテムなどがおすすめ。メルカリには商品を検索する際に「詳細検索」の機能があり、価格やサイズ、商品の状態を細かく設定して調べられる。「やや傷や汚れあり」を設定すると、袖口に少し汚れが……というレベルのアイテムが多数出品されている。掘り出し物が見つかるかもしれない。
開襟長袖シャツ
1枚でキマる開襟シャツは、どんなボトムスとも合わせやすい便利アイテムでもある。メルカリには古着アイテムを出品しているユーザーが多く、ラルフ・ローレンなど有名ブランドのシャツから、ノーブランドの個性的な柄のシャツ、シンプルで合わせやすいシャツまで、品揃えが豊富だ。また、価格も2000~3000円と手頃である。
メルカリでは複数商品をまとめて買えば、送料をまとめられたり、出品者との相談次第では値下げも可能であったりと、メリットも多い。気になる出品者を決めたら、その人のページからお気に入りのアイテムを数枚選んで注文することで、お得に買い物を楽しむことができる。今は古着の通販も増えているが、価格、品揃えともにメルカリがおすすめだ。
ウルトラライトダウン
薄くて軽いのに暖かく、コンパクトに折りたためば持ち運びも便利なユニクロの「ウルトラライトダウン」は、もはや冬の定番アイテムだ。ベスト、ジャケット、パーカーの3タイプがラインナップされており、カラーも豊富。そんなウルトラライトダウンは、ベストタイプが約4000円、ジャケットタイプが約6000円、パーカータイプが約7000円という価格帯だが、メルカリなら半額以下で買うこともできる。
筆者が調べたところでは、通常価格7000円ほどのパーカータイプが2200円で売られており、通常価格から4800円引きの商品もあった。やや傷がつきやすい材質だが、それが逆に低価格を実現しているという側面もあるので、新品にこだわらないという人はメルカリでの購入を検討してはどうだろうか。
布マスク
多くの人が苦しむ花粉症。メインシーズンは春だけかと思いきや、イネやブタクサは秋に猛威を振るう上、冬は乾燥で喉へのダメージも懸念される。マスクは花粉、乾燥、風邪ウイルス、寒さなど、さまざまなトラブル対策になるアイテムだが、多くの人が使用している不織布マスクは使い捨てだ。繰り返し使える布マスクは環境にも優しく、口元が蒸れるなどの不快感も少ない。
メルカリではハンドメイドの作品を出品している人も多く、布マスクも例外ではない。数ある柄の布から好みのものをオーダーし、サイズなどを指定して注文すれば、世界にひとつだけの布マスクが手に入るのだ。機能性が高くコストパフォーマンスにも優れており。300円という低価格も試しに手を出しやすい。
メルカリに限らず、フリマアプリの買い物は一期一会だ。さらに、季節ものとなればほかの商品よりも売れてしまうのが早い。今回紹介したアイテムは、秋冬から春先まで使えるものばかりだ。ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
(文=清談社)