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究極の洗濯の裏技!最大限に汚れ落ち良く!室内干しの嫌なニオイはこう防げる

文=増田理穂子、昌谷大介/A4studio
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洗濯機の容量ギリギリはかえって非効率?

 次に、意外と知らない洗濯にまつわる豆知識などを聞いた。

大掃除がてら、年末に一気に大量の洗濯をしようと考えている人もいるかと思いますが、1回の洗濯で汚れ落ちの良さを追求するのであれば、洗濯機に定められている容量いっぱいに詰め込んで洗うことはおすすめしません。もちろん、メーカーが定めている容量のため洗えないわけではないですが、私の経験則から申し上げると、目いっぱいに詰め込んで洗うと汚れの落ちが悪くなってしまうのです。

 たとえば、最大容量が7kgの洗濯機であれば、1回の洗濯では5~5.5kgぐらいにするなど、容量の7~8割程度にとどめるのがベストでしょう。そのほうが毎回の洗濯がきれいに仕上がるため、結果的に効率も上がるはずです。

 また、この時期は室内干しで済ませてしまう人も少なくないと思いますが、室内干しをするのであれば、服を脱いでから洗濯機で洗うまでの扱い方がポイントになります。脱いだ服を丸めて洗濯カゴにドサッと入れたり、洗濯機の中に入れて放置したりしてしまうのはNG。汚れと一緒についている雑菌が増殖しやすくなるため、汗のにおいを育てるような行為です。

 そういう衣服を洗濯して室内干しすると、嫌なにおいがついてしまいます。そのため、服を脱いだら汗などの水分を飛ばす意味でも軽く干してから洗濯機で洗うのがいいでしょう。そうすれば、室内干しをしても嫌なにおいが気になることはかなり少なくなると思います」(同)

 意外にも、室内干しの悪臭対策は洗濯後より洗濯前の対応のほうが重要だったのである。

頑固なシミ汚れを落とす裏技は洗濯前の○○

 この時期、「1年の汚れを落とす」という意味で、普段は洗わないカーテンなどを洗濯するケースもあるだろう。その際のポイントはなんだろうか。

「カーテンを洗う場合のポイントは、柔軟剤をきちんと使うことですね。柔軟剤は生地をやわらかくするだけでなくコーティングの役割も果たし、静電気を防ぐ作用もあるのでほこりや花粉が付着しにくくなるのです。余談ですが、タオルに柔軟剤を使うと、やわらかくなるのはいいのですが、実はコーティング効果によって吸水率が落ちてしまうというデメリットもあります。

 また、スニーカーやキャップ(帽子)も洗濯機で洗うことができます。それぞれ専用の洗濯ネットが売っているので、それを使えば洗濯機でも洗えるのです。特に、キャップは型崩れの心配があって『家の洗濯機では洗えない』と思っている人も多いかもしれませんが、専用ネットを使って弱めの設定で洗えば問題はありません。スニーカー用のネットなら、100円ショップでも売っていますよ」(同)

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