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「教職を失い、家庭を失い、慰謝料を支払い……。パートナーとして、男性として、非日常世界では楽しかったDさんとは、お互い離婚したこともあり、その後一緒に暮らしましたが、非日常だからよかったのでしょうね。些細なことで喧嘩するようになり、今はもうお別れして、2年ほどになります」(C子さん)
Dさんは、離婚時、奥さんに預貯金全額を手渡したという。またC子さんの夫にも「迷惑を掛けた」という理由で300万円支払っている。
「いわゆる不倫の慰謝料は、概ね200万円から300万円程度が、折り合える相場です。離婚の慰謝料ならば、収入からいくらくらいと、ある程度の相場がありますが、不倫の場合は収入など関係なくこれくらいの額です。だからといって高収入の人が、300万円で済むのなら不倫もOKというわけではありませんが」(離婚問題などに詳しい弁護士)
不倫の代償は、こうした金銭的な負担に加え、場合によっては、家庭の破滅、失職などがついてくる。もっとも、不倫という行為は、民法上の「不法行為」であることはいうまでもない。
(文=李泰希/ルポライター)
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