ひとつの駅に、いくつもスタバがあるタイ! にみる変革の法則
地下鉄の駅では日本のODAへの感謝のプレートなども目にすることができ、日本人としては誇らしい気持ちになれました。単純に「親日家」という言葉に甘えてはいけないと思いますが、まだまだ日本人に対して、期待や尊敬の気持ちを持ってくれている人が多いと感じました。ただし、中国や韓国の人はもっと積極的に現地でビジネス展開をしており、素晴らしい企業や人物も中にはたくさん見受けられます。
日本の若者が活躍できる場も
いつまでも「親日家」という言葉に甘えていられない緊張感を感じるとともに、日本人に対するポジティブなイメージがなんとか維持できている間に、我々が彼らの発展に寄与したいものだと思います。今までにないような協業や、日本の若者の活躍の場も発見できると、期待が大きく膨らんできました。
例えば、オンラインでの在庫管理や物流、配送管理。さらには、この先大きく広がるであろうElectronic Commerceでの成功例や、先進的ソフトウェアの活用など、日本が先輩として成功してきた技術やサービスを展開することによって、タイの成長に大きく貢献できるのではないでしょうか。
ここまで、タイのすごい成長に関して紹介してきましたが、私はあらためて、「日本ってすごい国なのだな」と感じています。例えば、日本の鉄道の整備度合いがいかに素晴らしいことかを考える、良い機会になりました。日本の進歩・成長は、とんでもなく素晴らしいレベルなのですね。
やっぱり日本はすごい
アジア弾丸ツアーでの印象は、相手国の発展に対する敬意もあります。しかし海外に来て必ず思うことは、日本ってやっぱりすごいということです。日本でずっと生活していると、政治問題などの嫌な報道に惑わされ、国全体が駄目だと勘違いしてしまうことが多いのではないでしょうか。
一方、急成長している国はいずこも「隣の芝は青い」じゃないですが、とても魅力的で羨ましく思ってしまいがちです。やはり、それぞれの良いところ、改善すべきところ、好きなところ、どうしても好きにはなれないところを整理して冷静に見る「目」と「耳」が必要だと感じます。
次回は、引き続きタイでの驚きを紹介していくとともに、舞台を、急成長しているベトナムへと移動していきます。