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アップルでは、プロジェクト「タイタン」との呼び名で秘密裏に電気自動車(EV)開発が進められている。タイタンは自動運転の開発が主目的で、マンズフィールド氏は同プロジェクトを率いているという。また同プロジェクトには、かつて米自動車メーカー、クライスラーの幹部社員だったダグ・ベッツ氏も加わったと報じられている。
米グーグルをはじめとして、自動運転車の開発は激しいつばぜり合いの様相を呈してきている。5月にテスラモーターズの自動運転車「モデルS」が死亡事故を起こしていたことが明らかになり、自動運転車に対する議論が白熱してきている。
自動運転車は、将来的に必ず実用化され、大きな市場となるだろう。だが、利益を生むようになるまでは莫大な投資をしなければならない。開発開始から実用化までは7~10年かかるともいわれており、アップルが自動運転車で成功を収めるためにも、iPhoneで業績を回復させて体力を増すことが不可欠だ。iPhone発売から10年となる来年には、さらなる注目も集まるだろう。アップルは今が正念場といえる。
(文=沼田利明/マーケティングコンサルタント)
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