高橋哲新館長との一問一答
筆者が高橋哲新館長に直撃取材した際のやり取りを紹介したい。
――ジャーナリストの日向と申します。お忙しいところ申し訳ありません。館長ご就任の件で、お聞きしたいことがあるのですが、よろしいでしょうか。
高橋哲新館長 はい。
――4月1日から館長になられたんですか。
新館長 はい。
――そのことは、どこかで発表されているのでしょうか。
新館長 ……(無言)
――広報に問い合わせているのですが、返事をいただけないため、直接お電話させていただきました。
――高橋聡前館長は、どうなられたのでしょうか。
新館長 館長代理、副館長ですね。
――副館長、館長代理、どちらですか。
新館長 館長補佐です。
――実質的に降格のような恰好ですが、なぜでしょうか。
新館長 それはちょっと僕の口からは言えないんですが……。
――そうなんですか。説明できないということですね。
新館長 できないっていうか……。なんで私に聞いてくるの!
――広報にメールして「確認します」との返信は来たものの、1週間以上連絡がないので、直接お聞きしています。
――新館長は司書の資格はお持ちですか。
新館長 いや、今とっているところです。
――以前はどんなお仕事をされていたのでしょうか。
新館長 それも言う必要あるんですか。
――一応、公職ですから、通常は役所が発表すると思うんですが、それが見つからないのでお聞かせいただけませんか。
新館長 私の口からはちょっと……。
――それは回答拒否ということで、よろしいでしょうか。
新館長 ……(無言)
――私も不躾だとは思いますが、広報に連絡してもお返事をいただけないので、直接連絡させていただいているのです。
新館長 一度、会社のほうに電話してもらわないと。
――もちろん、その手続きは順番に踏んでいますが、広報から返事をいただけないんです。
新館長 会社にかけてもらっていいですか。
――わかりました。前職については答えたくないということでよろしいでしょうか。
新館長 答えたくないんじゃなくて!
――答えると不都合ということですか。
新館長 不都合って言ってないじゃないですか!
――公職なので、一般的には「館長紹介」として公共のメディアなどに載せられる情報であって、特にプライベートなことをお聞きしているつもりはありませんが。海老名市のほうが発表を怠っているのでしょうか。
新館長 怠っているかどうかはわからない。
――では、広報からの回答をお待ちして入ればよろしいんですね。
新館長 はい。
現在まで、CCCからの連絡はない。
(文=日向咲嗣/ジャーナリスト)