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「晴れて上田さんが参院議員のバッチを付けた暁には、憲法改正論議において『改憲勢力』として協力してもらえると確信している。現在、参議院は3分の2に5議席足りない。上田氏のほかにも、先日、国民民主党を離党した桜井充氏などを取り込めば3分の2は難しくない」(自民党のベテラン議員)
自民党は、「上田氏はこっちに来る」と余裕綽綽なのだ。だからなのか、上田氏は今回の出馬に当たって「完全無所属」にこだわった。ポスター張りなどで実質的な支援もしてもらっているのに、野党に微妙な距離を置く姿勢を見せた。その結果、立憲民主や国民民主は、勝手連の押し掛け支援のようなかたちに甘んじている。
「それでも、独自候補擁立を断念した自民党は不戦敗。上田さんが勝てば、第一義的には野党の勝利になる。瞬間的には与野党対決で野党が勝つのだからそれでいい」(国民民主党関係者)
埼玉は立憲民主の枝野幸男代表のお膝元なのに情けない話だ。上田氏にここまでコケにされるなら、野党共闘で独自候補を立てるべきではなかったか。野党は鳶に油揚げをかっさらわれ――。安倍自民党は高笑いだ。
(文=編集部)
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