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11月2日の早稲田大学の記者会見によれば、小保方氏のほか、06年以降に博士号を授与した博士論文で、引用不備など訂正が必要なものが89本あり、うち48本はすでに訂正したという。小保方氏の博士論文は訂正を認められず、博士号剥奪という結論となった。
STAP問題から続く、小保方氏のみに責任を押しつける風潮は、異常としかいいようがない。同問題でも指導教官への責任追及ではなく、小保方氏たった一人への個人攻撃に終始した。
「現代の魔女狩り」とまでいわれる「STAP狂騒曲」は、いつまで続くのだろうか。
(文=大宅健一郎/ジャーナリスト)
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