ビジネスジャーナル > 社会ニュース > 日教組、不倫&豪遊報道の委員長辞任  > 2ページ目
NEW

日教組の正体…愛人とラブホ&組合費でクラブ豪遊報道の委員長が辞任、日教組は完全否定

構成=編集部
【この記事のキーワード】, ,

 だが、谷尻氏の身体に手をかける挙には及んでこなかったので、その脇をすり抜けて校庭に入った。出迎えてくれた校長に案内されて校長室に通されると、机の前に日の丸が掲げられていた。谷尻氏が事情を聞くと、日教組の圧力で校庭にも式場にも日の丸は掲げられず、やむなく校長室に掲げたのだという。案の定、卒業式で国歌斉唱は行われなかった。後日、教育委員会に校長を呼び公式に事情を尋問したところ、「校長は日教組の反対で国旗掲揚と国歌斉唱ができなかったと話すだけで、あとは言葉を濁して、それ以上のことは話しませんでした」(谷尻氏)。

 別の小学校の入学式では、会場となった体育館の壇上の使用を日教組が阻止し、校長も谷尻氏も、高さ20センチメートル程度の木箱に乗って挨拶をせざるをなかった。当然、国旗掲揚も国歌斉唱も行われなかった。谷尻氏は「校長が日教組に理解を示していなかったので、壇上に立たせないことで校長に嫌がらせをしたのでしょう」と推察する。

 日教組の教員たちは、谷尻氏にも直接圧力をかけてきた。昭和天皇が崩御したときである。市内の全校で弔旗を掲げるため、各校長を一堂に集めて段取りを説明し、リハーサルも実施した。すると掲揚当日の前夜になって、谷尻氏の自宅に複数の日教組教員から「弔意掲揚を中止せよ」と電話がかかってきたのだ。翌日、弔意掲揚は無事に実施されたが、「中止要請はしつこかった」(谷尻氏)。

 では、日教組は教育委員会に何を求めていたのか。

「日教組には理念もないし、目的もない。田無市に対して、建設的な提言は何ひとつしてこなかった。たんに存在感をアピールするために、国旗と国歌を材料に反対運動をやっていただけです。国旗と国歌を日教組から取り上げてしまったら、彼らには運動の材料がなくなってしまう」

組織率は右肩下がり

 
 そんな日教組にも、何かしら功績はあるのではないか。

 前出・森口氏は「日教組が授業方法のアイデアをいろいろと研究して、授業の改善をしてきた取り組みは評価してもよい」と話すが、谷尻氏は「功と罪に分けて見た場合、田無市では功といえる活動は何もなかった」と切り捨てる。

 この日教組も、組織率は右肩下がりを続けているが、今後どこまで下がってゆくのか。1950年代に90%近かった組織率は以後右肩下がりを続け、70年代に少し下げ止まったものの、80年代に入ってからも下がり続け、いまや25%を下回った。さらに下がり続けるのかといえば、現実はそうでもなさそうで、森口氏は「20%で下げ止まる」と見通している。

日教組の正体…愛人とラブホ&組合費でクラブ豪遊報道の委員長が辞任、日教組は完全否定のページです。ビジネスジャーナルは、社会、, , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!