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反応さまざまなあのニュースをどう読む? メディア読み比べ(4月10日)

4月15日がXデー!?  北朝鮮暴発で奇襲攻撃や化学テロの懸念も…

文=blueprint

 破壊措置命令を受けた自衛隊は現在、訓練名目で海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載のイージス艦を日本海側に配備し、警戒にあたっており、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の配備も検討中だ。しかし、前出の辺氏は迎撃すれば北朝鮮の“反撃”を受ける可能性も指摘している。もし、迎撃に成功すれば「誰もが望まない戦争を引き起こすことになりかねない」と言うのだ。事態は想像以上に深刻なのかもしれない。

 また、ニュースサイトZAKZAKは6日配信の記事で、ミサイル発射によって米国を交渉の場に引きずり出すことができなかった場合、北朝鮮は「延坪島など黄海上の島嶼への攻撃に踏み切るのではないか」との見解を示したほか、北朝鮮のテロや挑発行動を研究する韓国警察庁の関連機関は、北朝鮮による「軍事境界線の韓国側哨処を一時的に占拠する奇襲作戦や、特殊部隊による生物・化学テロまで想定している」ことを伝えた。

 米ロサンゼルス・タイムズ紙は「もし開戦すれば北朝鮮に勝算はなく、市民に多くの死者が出る」と分析している。有事に発展したとして、その結末は明らかであるだけに、金第一総書記も軽々に動くことはないだろうが、上記のように「暴発の可能性」を指摘する声は高まっている。従来の“アメとムチ”の外交でリスクを排除することができるかも不明瞭であり、日米韓に加え、中国やロシアも含めた関係各国の連携が求められそうだ。
(文=blueprint)

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