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一方の二階氏。3月に入って、来年に予定される東京都知事選で現職の小池百合子知事を「支持するのは当然」と発言したり、早々と「安倍4選」を口にして永田町を賑わせたが、いずれも安倍―麻生ラインへのあてこすりがあると見られている。
「二階さんは『選挙を仕切るのは幹事長のオレだ』と言いたいのですよ。そして4選については、自身の幹事長留任を求める狙いとともに、『安倍3選で流れをつくったのはオレだ、その恩を忘れたのか』という安倍さんへの皮肉もあるのではないか。実力者は麻生さんではなく二階さんだというのを党内外に見せつける意味もあるのでしょう」(前出の自民党関係者)
もっともこの2人。2月27日にそれぞれの側近をともなって、都内のホテルで会食している。いざとなれば、「敵の敵は味方」の論理で手を組むこともあるというわけだ。
傘寿の幹事長と喜寿を過ぎた副総理。“老害”政治家2人が日本の政治を牛耳る――。人材枯渇の情けない自民党。異常な日本の政治が浮き彫りにされているようだ。
(文=編集部)
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