読売ジャイアンツ(東京ドーム)は、対象試合の指定席C券(2300円)にドリンク1杯無料券がついてくるチケットを発売している(平日の13試合が対象)。「大人8名以上」と若干ハードルが上がるが、中日ドラゴンズ(ナゴヤドーム)では、チケット価格はそのままで生ビールが1人1杯ついてくる「どら得チケット」がある。
東北楽天ゴールデンイーグルス(楽天Koboスタジアム宮城)の「花金チケット」は、金曜日の対象試合日に観戦チケット1枚+ビール・ドリンク引換券2枚+おつまみ(日によって変動)で1枚2500円とサービス満点だ。
オリックス・バファローズ(京セラドーム大阪)では、「ビール・チューハイレモン飲み放題付きチケット」も販売。生ビール2杯で元が取れるというから、とにかく存分に飲みたい人は、一度チャレンジしてみてはどうだろう(チケットの詳細や価格は、各球団のホームページを参照)。
横浜DeNAの太っ腹サービスとは?
「とにかく安く野球を観たい」という人は、各種チケット割引に注目したい。例えば、試合開始から一定時間が過ぎると当日券が割引価格で買えるサービスがある。
中日には19時30分から対象の席種を約半額で販売する当日券「チケット730」、ロッテには19時11分以降に内野自由席が特別価格になる「711チケット」、楽天には19時30分から子供料金で当日券を購入できる「おばんですチケット」がある。
なかでも太っ腹なのが、DeNAの「730チケット」だ。19時30分より、対象席種の当日チケット料金から1500円割引になるのだが、さらに、3人以上のグループには全員に生ビール1杯無料券をプレゼントしてくれる。あるいは、男女ペアだと1名が無料になる。例えば、男3人に女2人だと2ペアできる計算になり、2名分が無料になるのだ。ハマスタの近所に住む夫婦は、もはやDeNAファンになるしかないだろう。
ただし、これらのチケットは原則的に平日のみで(対象にならない試合もあり)、さらに当日券販売がある場合に限られる。事前に購入することはできないので、やはり近隣住人向きかもしれない。
ほかにも、ファミリー割引、シニア割引、または夏ならではの浴衣割引などを実施する球団もある。
『お金の常識が変わる 貯まる技術』 得するつもりが損してる。それが“貯まらない人”。「こんなことでお金って貯まるんだ!」続かない、めんどくさい、なまけちゃう……そんな人のための、お金の貯め方・守り方。「お金の知恵」を20年以上取材した元・雑誌副編集長が教える!!