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山崎俊輔「発想の逆転でお金に強くなる『お金のトリセツ』」

夏のボーナスが消えてしまわないために、今すぐやるべきこと…資産が増える第一歩

文=山崎俊輔/フィナンシャル・ウィズダム代表
夏のボーナスが消えてしまわないために、今すぐやるべきこと…資産が増える第一歩の画像1「Gettyimages」より

もし、あなたのボーナスがまだ少しだけでも残っているのなら

 8月の給与振込日、あなたの給与振込口座の残高はどうだったのでしょうか。ほとんどゼロになって給与振り込みを待ったのか、6~7月に支給された夏のボーナスの残高が少しだけあって、そこに給与が振り込まれたのか、どちらでしょうか。

 もし、残高がゼロ(あるいは1000円以下)でなければ、あなたのボーナスはまだ生き残っているということです。しかし、このままではボーナスがなくなってしまうのも時間の問題です。

 そこで、ちょっと発想を切り替えて、ボーナスを生き延びさせる方法を考えてみましょう。そのボーナスをあと数カ月、できれば次のボーナスまで延命させる「仕掛け」を考えてみるのです。

(1)残ったボーナスを全額給与振込口座から逃がす

夏のボーナスが消えてしまわないために、今すぐやるべきこと…資産が増える第一歩の画像2『読んだら必ず「もっと早く教えてくれよ」と叫ぶお金の増やし方』(山崎俊輔/日経BP社)

 あなたの会社の給与振込日が25日だとしたら、8月24日に残っていた金額のすべてを、その口座から逃がしてください。これがまず、最初に行うべき第一のことです。そうしなければ残りのお金は9月の給与振込日までの間に、生活費と区分できずに溶けて混じり合い、消えてしまうことになるでしょう。これはもう確実です。

 少しでもボーナスが生き残っているのなら、そのボーナスの寿命を一日でも延ばすため、日常生活費と同じ口座にいさせてはいけません。すでに別の銀行口座があれば、とにかくそこにお金を逃がします。ATMでおろして、入金し直します。

 たったそれだけのことで、あなたのお金の寿命が延びるのです。

山崎俊輔/フィナンシャル・ウィズダム代表

山崎俊輔/フィナンシャル・ウィズダム代表

1972年生まれ。中央大学法律学部法律学科卒業。企業年金研究所、FP総研を経て独立。個人の資産運用や老後資産形成のアドバイスが得意分野。日経新聞電子版やYahoo!ニュースなど多数連載を持つ。月間PVは200万以上。
フィナンシャル・ウィズダム代表 ファイナンシャルプランナー
financialwisdom

Twitter:@yam_syun

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