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非喫煙・非肥満だと50%も保険料がオトク
次に、どのくらい保険料に差が出るのかをみていこう。35歳の男性が、60歳まで保険金1000万円のメットライフアリコ「スーパー割引定期保険」に加入するという前提で、試算を行ってみた。
以下の表より、非喫煙優良体の場合は、標準体と比べて約53%保険料も割引になることがおわかりいただけるだろう。
では、タバコを吸う人や健康基準を満たさない人は、標準体で加入すればよいのだろうか?
そうではない。一般に、標準体で加入するよりも、リスク細分型の保険料設定を採用していない保険に加入したほうが、安く済むケースが多い。なぜなら、非喫煙優良体なら保険料を割り引く代わりに、標準体の場合は保険料を割増しするというしくみだからだ。
リスク細分型“ではない”保険を使う
オリックス生命は、定期保険として「ファインセーブ」と、インターネット申込専用の「ブリッジ」の2種類を発売している。同社は喫煙の有無や健康状態によって保険料を区別していないことが特徴だといえる。先ほどと同じ条件で試算をしてみよう。
非喫煙優良体や非喫煙標準体なら、前述の「スーパー割引定期保険」へ加入し、そうでない場合は、「ブリッジ」を選ぶと、合理的に保険に加入することができるだろう。ただし、この試算はあくまでも35歳の男性に限った保険料であり、保険会社、年齢や性別、健康状態等によっても異なるので、詳細は、自分のプロフィールを前提として調べる必要がある。
シンプルなネット生保もオススメ
ますます、複雑になる保険選び。各保険会社を比較するだけではなく、年齢や性別、喫煙の有無や健康状態まで調べないと、きちんと比較することが困難だ。
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