ビジネスジャーナル > ライフニュース > のど飴は危険?症状悪化や糖尿病も  > 2ページ目
NEW
森由香子「間違いだらけの食」

のど飴は危険?無意味な製品や、なめすぎで症状悪化、カロリ過剰摂取で糖尿病も

文=森由香子/管理栄養士
【この記事のキーワード】, , ,

糖尿病リスク

 ほかにも、のど飴をはじめ飴のなめすぎは、糖類の過剰摂取による健康問題も起こりやすくなります。ご存じのように、何個もなめればカロリの摂りすぎにつながります。

 飴の主な原料は砂糖です。砂糖は、カラダの中でブドウ糖にかわり私たちのカラダのエネルギー源になり、体力維持、抵抗力をつけることができるためカラダにとって必要なものです。飴は1個当たりのカロリが少ないこともあり、油断して一日を通して何個もなめる方も多いようです。

 なかには、毎日飴を1袋分なめつづけて、しばらくして糖尿病になったという方の話もよく聞きます。飴は1日に5~6個あたりが適量といえます。

 一度にたくさんなめてすぎて唾液不足にならないように、ほどほどになめましょう。
(文=森由香子/管理栄養士)

森由香子/管理栄養士

森由香子/管理栄養士

東京農業大学農学部栄養学科卒業。大妻女子大学大学院(人間文化研究科 人間生活科学専攻)修士課程修了。 クリニックにて栄養指導、食事記録の栄養分析、食事管理業務に従事。フランス料理の三國清三シェフととともに病院食や院内レストランのメニュー開発、料理本制作の経験をもつ。管理栄養士・日本抗加齢医学会指導士の立場から食事からのアンチエイジングを提唱している。「老けない人は何を食べているのか」「病気にならない人は何を食べているのか」「体にいい『食べ合わせ』」「太らない人の賢い食べ方」「老けない人の献立レシピ」など著書多数

のど飴は危険?無意味な製品や、なめすぎで症状悪化、カロリ過剰摂取で糖尿病ものページです。ビジネスジャーナルは、ライフ、, , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!