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※画像:『逆転のメソッド――箱根駅伝もビジネスも一緒です』(祥伝社刊)
1月2日、3日にかけて行われた第93回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)は、青山学院大学が総合優勝し、3連覇を達成する結果となった。
ここ3年間、圧倒的な強さを見せつける青山学院だが、その裏にあるのは原晋(はら・すすむ)監督の手腕が大きいだろう。
実は原監督、かつてはトップ営業マンだった。中国電力に陸上選手として入ったものの、故障。ビジネスマンとして一から再スタートを切り、約10年間の営業マン生活でトップをつかみとり、青山学院大学の監督に転身。監督就任11年目に箱根駅伝優勝を勝ち取ったという苦労人なのである。
『逆転のメソッド――箱根駅伝もビジネスも一緒です』(祥伝社刊)では、そんな原監督が、これまで成功をおさめてきた仕事のやり方を披露している。
本書で印象的なのは、駅伝で優勝することも、ビジネスで成功することも、実はプロセスにおいてもまったく同じだと言っていることだ。
――駅伝にもビジネスにも共通した成功の秘訣は何かというと、その分野で「ここは外してはいけないという何か」をキャッチすることだ。それは、あるときにはキーマンだったり、あるときにはキーワードだったりする。(本書171Pより)
「外してはいけない何か」をキャッチする。幾度もどん底から這い上がり、栄光をつかんできた原監督の言葉は説得力がある。
本書では、監督になって導入したという選手たちに課した目標管理シートを本書で公開。神野選手の目標管理シートを例に、半歩先の目標の立て方についても教えてくれる。
“原メソッド”を吸収し、2017年飛躍の年にしたいものだ。
(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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