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山本康博「なぜあの商品はヒットしたのか/しないのか」

スマホ「電池切れ問題」解消の画期的充電器!コンセント不要、歩きながら充電も

文=山本康博/ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表取締役
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 もともとRAVPower は登山や災害、車中や自転車の旅先などでコンセントがない場所で好まれて使われてきた。登山時は充電器を持っていく予備、もしくは緊急事態用として使用されることが多かった。それは蓄電ができなかったり天候に左右されるからである。

 しかしコンセントが不要で太陽光で充電できるというメリットだけでなく、タブレットに合わせた高速充電など充電器として非常に素晴らしい商品となっており、競合商品との差別化ができた。

 さらに、お手頃な価格で緊急時やアウトドアにだけ使いたいからそこまでお金をかけたくないという顧客のニーズも、しっかりつかんでいる。自宅でも窓に吊るして発電したり、リュックサックにつけて街中を歩くなどの使い道もありヒット商品となっている。

 今後は、ソーラーパネル+蓄電池で、太陽光を利用して蓄電池に充電するといった使い方が流行するのではないか。
(文=山本康博/ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表取締役)

●山本康博(やまもと・やすひろ):
ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表取締役、ブランドマーケッター。日本コカ・コーラ、JT、伊藤園でマーケティング、新商品企画に携わり、独立後に同社を設立。これまで携わった開発商品は120アイテム(失敗経験100品以上)、テレビCMは52本。現在では新商品コンサルのほか、業界紙をはじめとしたメディアへの寄稿、企業研修、大学等での講義なども実施。たたき上げ新商品・新サービス企画立ち上げスペシャリスト。潜在ニーズ研究家。著書に『ヒットの正体』(日本実業出版社)、『現代 宣伝・広告の実務』(宣伝会議)など。

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