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山本康博「なぜあの商品はヒットしたのか/しないのか」

スマホ「電池切れ問題」解消の画期的充電器!コンセント不要、歩きながら充電も

文=山本康博/ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表取締役

 もともとRAVPower は登山や災害、車中や自転車の旅先などでコンセントがない場所で好まれて使われてきた。登山時は充電器を持っていく予備、もしくは緊急事態用として使用されることが多かった。それは蓄電ができなかったり天候に左右されるからである。

 しかしコンセントが不要で太陽光で充電できるというメリットだけでなく、タブレットに合わせた高速充電など充電器として非常に素晴らしい商品となっており、競合商品との差別化ができた。

 さらに、お手頃な価格で緊急時やアウトドアにだけ使いたいからそこまでお金をかけたくないという顧客のニーズも、しっかりつかんでいる。自宅でも窓に吊るして発電したり、リュックサックにつけて街中を歩くなどの使い道もありヒット商品となっている。

 今後は、ソーラーパネル+蓄電池で、太陽光を利用して蓄電池に充電するといった使い方が流行するのではないか。
(文=山本康博/ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表取締役)

山本康博

山本康博

ビジネス・バリュー・クリエイションズ
代表取締役、損保ジャパン顧問。ブランドマーケッター。日本コカ・コーラ、日本たばこ産業、伊藤園でマーケティング、新商品企画・開発に携わり、独立後に同社を設立。これまで携わった開発商品は120アイテム、テレビCMは52本制作。1年以上継続した商品は計算すると3割以上、メーカー側でマーケティング実績35年。現在では新商品開発サポートのほか、業界紙をはじめとしたメディア出演や寄稿、企業研修、大学等でのセミナー・講義なども多数実施。たたき上げ新商品・新サービス企画立ち上げスペシャリスト。潜在ニーズ研究家。著書に『ヒットの正体』(日本実業出版社)、『現代 宣伝・広告の実務』(宣伝会議)、2016年スタンフォード大学 David Bradford 名誉教授、ボストンカレッジ Allan Cohen 教授の推薦書として、世界に向けて英著、 “Stick Out”a ninja in Japanese brand marketingを全世界同時発売開始。『Stick Out~a ninja marketer』(BVC)、現在ブレイク中で話題のAmazon書籍総合1位も獲得したベストセラー『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(致知出版)の一人として8月1日執筆など。

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