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蒲谷茂「自分のからだは自分で守る」

病院内や入浴施設の菌感染はこんなに危険…台所シンクのぬめりを消す方法

文=蒲谷茂/医療ジャーナリスト

 ホテルなどの入浴施設で、レジオネラ菌が問題になる。レジオネラ菌は土壌に棲息し、酸や熱に強く、50℃のお湯でも死なないので、循環型の浴槽などで増殖し、うたせ湯、ジャグジーなどで菌が含まれたミストを吸い込むと、肺炎を起こし亡くなる場合もある。そこで、お湯を送る配管にあるフィルタを銅にすることで、レジオネラ菌を殺すことができる。

 また、台所のシンクにあるゴミがたまるバスケットを銅製にすると、ぬめりがつかなくなる。これも殺菌効果のひとつである。医療機関はもちろん、家庭でも銅製品を大いに利用したい。
(文=蒲谷茂/医療ジャーナリスト)

蒲谷茂

蒲谷茂

医療ジャーナリスト。1949年生まれ。立教大学卒業後、健康雑誌『壮快』の編集にかかわり、8年後に独立。多くの医療・健康に関する雑誌の編集・執筆、テレビ番組の企画・制作にも携わる。95年『大丈夫』(小学館発行の健康雑誌)の創刊編集長に就任。その後、30年以上にわたる経験や人脈を生かし、自分のからだは自分で守るための情報を発信し続けている。著書は、『民間療法のウソとホント』『歯は磨くだけでいいのか』(共に文春新書)、『測るだけで大丈夫』(八重洲出版)、『死に至る病・チェックブック』『自宅で死にたい』(共にバジリコ)などがある。現在、八ヶ岳南麓に住み、エフエム八ヶ岳のパーソナリティもつとめている。

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