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午堂登紀雄「Drivin’ Your Life」

ネットで願望に任せて「あり得ない」キーワード検索してたら、お金持ちになったお話

文=午堂登紀雄/米国公認会計士、エデュビジョン代表取締役
ネットで願望に任せて「あり得ない」キーワード検索してたら、お金持ちになったお話の画像1「Gettyimages」より

 お金を稼ぐための第一歩は、「稼ぐ機会の気づきをどう得るか」です。たとえば、昨今は見える人にしか見えない「局所的なバブル(=稼ぐ機会)」がいたるところで発生しているように感じます。昔のような「日本経済全体がバブル」といった大きなくくりではなく、「特定商品群」「特定セクター」「特定地域」といった、もっと限定された範囲におけるバブルです。

 そのバブルにいち早く気がつき、ビジネスを仕掛け、先行者利益を上げている人がいます。一方で、ほとんどの人はそのビジネスの存在はおろか、バブルにさえも気づいていません。

 たとえていうと、山奥の村で行われている盆踊りで人知れず楽しんでいる人たちがいるイメージでしょうか。今風に言うなら、六本木ヒルズの49階(会員制のプライベートサロンがあるフロア)では、夜な夜なお金持ちたちのビジネス交流会が開かれ、会場のそこかしこで商談が行われているのに、1階のショッピングフロアを歩いている一般の人たちは、それをまったく知らないというような感じです。

チャンスの扉が開いている時間は短い

ネットで願望に任せて「あり得ない」キーワード検索してたら、お金持ちになったお話の画像2『“引きこもり主夫投資家”が教える グーグル検索だけでお金持ちになる方法【アップデート版】』(光文社 知恵の森文庫)

 知ろうとすればたいていのことがわかるネット時代では、情報を探そうとする人と探さない人との間に、埋めようもない深い溝ができてしまいます。

 典型的なのは、2017年の「仮想通貨バブル」です。今後の価格がどうなるかはわかりませんが、2017年12月の急騰相場で参入した人は、翌年1月の大暴落に巻き込まれ、大きな損失を出したようです。一方、それ以前に買っていた人は、暴落してもなお利益は出ているでしょう。

 こうした局所バブルは、ほとんどの場合マーケットが小さく、かつチャンスの扉が開いている時間も短いものです。逆に言えば、そこに気がつくことさえできれば、一個人であっても大きな利益を得られる、あるいは有利な状況を勝ち取れる可能性を秘めているということ。しかし、多くの人が知るのはたいていバブル崩壊直前で、一歩踏み込んだとたんに黒焦げになる、ということが起こりがちです。

 では、気づく人と気づかない人の差はどこにあるのか。情報に対する感受性や好奇心はもちろんベースとして重要ですが、私は、その人が検索窓に打ち込むキーワードが、ひとつのカギを握っていると考えています。

 そこで、「人生の可能性を広げる検索キーワード」について考えてみたいと思います。

午堂登紀雄/米国公認会計士、エデュビジョン代表取締役

午堂登紀雄/米国公認会計士、エデュビジョン代表取締役

 1971年、岡山県瀬戸内市牛窓町生まれ。岡山県立岡山城東高等学校(第1期生)、中央大学経済学部国際経済学科卒。米国公認会計士。
 東京都内の会計事務所、コンビニエンスストアのミニストップ本部を経て、世界的な戦略系経営コンサルティングファームであるアーサー・D・リトルで経営コンサルタントとして勤務。
 2006年、不動産仲介を手掛ける株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズを設立。2008年、ビジネスパーソンを対象に、「話す」声をつくるためのボイストレーニングスクール「ビジヴォ」を秋葉原に開校。2015年に株式会社エデュビジョンとして法人化。不動産コンサルティングや教育関連事業などを手掛けつつ、個人投資家、ビジネス書作家、講演家としても活動している。

Twitter:@tokiogodo

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