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日向咲嗣『「無知税」回避術 可処分所得が倍増するお金の常識と盲点』

東京23区内の賃貸住宅が家賃2万円台!検索のカギは「駅徒歩15分以内」「築21年」

文=日向咲嗣/ジャーナリスト
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3.「築21年」で5000円安

 新築5万円→5年以内4万8000円(96%)→10年以内4万円(80%)→15年以内3万6000円(72%)→20年以内3万円(60%)→25年以内2万5000円(50%)

 これは、賃貸ポータルサイトで、築年数の条件を段階別に変えたときの最安家賃(間取りは無指定だが、結果としてすべてワンルーム)の変化を表したものである(神奈川県川崎市全区、駅徒歩10分以内、10平米以上)。

 コストパフォーマンスが一番高いのは新築物件だ。なにせ、築5年の物件と数%しか違わないのだから。しかも新築物件には入居後、一定期間家賃がタダになるフリーレント付き物件が多いことも考えると、この数値以上のメリットが得られるのは間違いない。

 ズバリ激安を狙うのなら、築21年の物件がオススメ。「築20年以内」で検索したときは1年違うだけで完全に抜け落ちる一方、「指定なし」の検索では、ほかの物件に紛れて目立たなくなってしまうため、そこに意外な掘り出し物が眠っている可能性が高いからだ。

 ちなみに、前記の条件では、築23年のワンルームが2.5万円(駅徒歩10分、13平米)が最安だった。

東京23区内の賃貸住宅が家賃2万円台!検索のカギは「駅徒歩15分以内」「築21年」の画像3『家賃は今すぐ下げられる!』(発行:三五館シンンャ/発売:フォレスト出版)より

4.「定期借家」で3割安

 賃貸サイトの検索結果一覧リストを見ていると、ときどき明らかに周辺相場よりも安い物件が目につく。なぜ安いのかと詳しく見てみると「定期借家」という特殊な契約形態だったりする。

 定期借家とは、ひと言で言うと「更新のない賃貸物件」のことで、通常の賃貸契約のように、そのつど契約を更新して住み続けることができないのが大きな特徴である。

 一般的な賃貸契約の場合、大家さんからすれば、立ち退いてもらうためには多額の立ち退き料を払わねばならず、「他人に家を貸すと戻ってこない」と感じることが多かった。

 そこで、契約期間が終了したら自動的に退去となるようにしたのが定期借家である。原則として更新はなし(双方が合意すれば再契約は可能)なので、大家さんにとっては、いざというときに立ち退いてくれないという心配がない。それでいて、契約の中途解除は不可のため、期間中は突然出ていかれることもなく、確実に家賃収入を得られるのである。

 借りる側からすれば、定期借家契約の物件に入居してしまうと、自分の意思で長く住み続けることができないという決定的なデメリットを背負う。その代わり、通常の賃貸契約の物件に比べて家賃が3割以上は安く設定されていて、礼金なしの物件が多いのが魅力である。

 最初から「何年以上は住まない」とキッパリ決めて、その期間だけ定期借家で住み、次々とほかへ引っ越していったほうが断然オトクだ。家賃が確実に安く、礼金なしなら、頻繁に引っ越しても十分に元は取れるだろう。

 注意したいのは、契約期間と違約金。契約期間は、2年とは限らず、5~10年と長いケースもある。定期借家の場合、原則として中途解約ができないため、5年契約なのに1年で出ていくと、残り4年間の家賃を全額請求される。ただし、借主に転勤や親族の介護など、「特別な事由」が発生した場合ならば、ペナルティなしで中途解約は可能だ。

 逆に、契約期間を2~3カ月と極端に短くしている場合、2~3カ月ごとに更新ではなく、再契約を交わすかたちにはなる。つまり、家賃を滞納するようなら「再契約はしない=即出て行ってくれ」ということが簡単にできてしまうことも頭に入れておきたい。

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