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花粉症、鍼(はり)治療で症状緩和…発症前や極力早めの治療で効果大

文=松嶋千春/清談社
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 また、首筋の冷えも良くないそうだ。「のぼせ」も「冷え」もダメとなると矛盾しているようにも思えるが、冷えのバランスを意識することで、のぼせを解消することができるという。

「手首・足首・首筋が冷えていると、花粉症の症状が出やすいです。風邪の症状と花粉症の症状は似ていて、風邪をひいているときは首筋がゾクゾクする。花粉症の場合は顔・前面が熱くなります。相対的に前が熱くて後ろが冷えていると鼻水・くしゃみが出やすくなるので、熱のバランスを整えてあげるんです。首筋を温めることでこわばりが解け、頭前面ののぼせが下りてきます」(同)

 最後に、花粉症に対する心構えについて、栗原氏は次のように指摘する。

「花粉自体が悪と捉えられがちですが、花粉に過剰に反応してしまう自分のコンディションに問題があると捉えて、日頃の体調管理を心がけましょう」(同)

 などに頼る前に生活習慣を見直し体調を整えることも、立派な「花粉症対策」といえるのかもしれない。
(文=松嶋千春/清談社)

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