
群雄割拠だったキャッシュレス決済サービスも、徐々に使えるショップの囲い込みが進み、現実的に使えて、お得なペイ払いが絞られてきた。なかでも「囲い込みグループ化」という意味でわかりやすいのが、3大携帯キャリアに紐付けられたキャッシュレス決済サービスだ。
しかし、その「使えるショップ」も細分化され、キャンペーンなども月ごとに変化するので、一見して「今どのペイがお得か」が、わかりづらくなってきている。そこで、この年末、3大キャリアに紐付いたペイ払いの「お得な1日」をシミュレーション、どのサービスが自分に合っているかを判別できるようにしてみた。
今回は携帯キャリアauが運営するauPAYのキャンペーンを元に、もっとも得をするであろう1日のスケジュールを考えた。ぜひ、これを参考に年末の休みにポイントを稼ぎまくる1日を過ごしてみてはいかがだろう。
20%還元のマツキヨで大掃除用品を爆買い
auが運営するau PAYは200円ごとの支払いでPontaポイントが1ポイント付与されるため、基本的な還元率は0.5%。支払い方法は銀行やクレジットカード、一部auショップから残高をチャージする方法と、スマホ料金との合算ができる「auかんたん決済」がある。
普段の還元率は高いとはいえないが、今月のキャンペーンは驚くほどの高還元なので、ポイントがザクザクためられる。さっそくauPAYとともに過ごす1日をイメージしていきたい。
auPAYでは、11月からローソン(ローソン・スリーエフ、ローソン・ポプラも含む)、ナチュラルローソン、ローソンストア100で買い物をすれば、誰でも3%を還元中だ。普段、朝食をコンビニで済ましてしまう人は、なにはなくともローソンでポイントを稼いでほしい。仮にサンドイッチやコーヒーを600円分買うだけで、18ポイントがもらえるのだ。まさに朝飯前のポイント稼ぎである。
さて、朝食を済ませたら、年末年始に備えて日用品を買っておきたいところ。掃除用品や紙類、サプリなどはドラッグストアで買うことが多いと思われるが、auPAYユーザーであれば、選ぶ店はマツモトキヨシ一択だ。
auPAYでは「たぬきの大恩返し」と題し、ポイントの高還元キャンペーンを12月いっぱい開催中。マツモトキヨシもエントリーされていて、auPAYで支払いをすれば20%が還元される。期間中のポイント還元上限は1回500ポイント、期間中は1500ポイント。つまり、1回あたり3000円の買い物をすれば、上限の500ポイントがもらえる。
ただし、対象店舗が「ららぽーと」などの大型ショッピングモールの中に入っている店に限られるので、事前に確認が必要。とはいえ、お得なのは間違いないので、これを機にマツモトキヨシで大掃除用具や新年に向けての備蓄品などを買い揃えてはいかがだろう。