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ヤマダ電機で見つけた“残念な洗濯家電”5選…使い勝手が悪く口コミで不評が噴出

文=清談社
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ヤマダウェブコム | 株式会社ヤマダデンキの公式通販サイト」より

 まだまだ汗をかく日々が続き、洗濯の回数も増えてしまうが、急な夕立ちなども起こりやすいので、外に干しっぱなしにするのは危険だし、部屋干しすると湿気が充満……。夏から秋にかけての洗濯の悩みは尽きない。

 最近では、こうした悩みに対応する速乾性や脱臭力を売りにする洗濯家電が増えているが、なかには効果が疑問視される商品もいくつか存在する。今回は大手家電量販店のヤマダ電機から、せっかく購入しても期待を裏切られてしまいそうな洗濯家電を紹介する(価格は税込み、各種情報は調査時点)。

象印「ふとん乾燥機 スマートドライ」/1万946円

 汗ばむ夜が続くと、布団もこまめに洗いたい。そんなときに重宝するのが、ふとん乾燥機だ。従来のふとん乾燥機は、温風が吹き出すホースを布団の中へ入れたり、温風で膨らんだエアマットを使用するなど、大がかりなものが多かったが、本製品はマットやホースが不要でセットの手間がかからない。さらに、従来のモデルよりコンパクトな設計となっており、置き場所に困る心配もない。

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 これだけ聞くと手軽に使えそうだが、デザイン性を重視したためなのか、持ち手がついていないという欠点がある。3.8kgというそこそこの重さを毎回抱きかかえて持ち運ぶのは、少々しんどいだろう。

 さらに、口コミでは「うまいこと布団の中全体を温められない」との声もあり、慣れるまでは試行錯誤が必要かもしれない。準備に手間がかからない設計は好評でも、使いやすさが抜きん出ているというわけではなさそうだ。

アイリスオーヤマ「衣類乾燥機」/9300円

 洗濯後、服をハイスピードで乾かしたいときに、風を当てることで乾燥時間を短縮してくれるという本商品。パッと見た感じは単なるサーキュレーターだが、温風をスパイラル気流に乗せる機能がついており、乾燥時間を無風時の約3分の1まで短縮できる。風力も過去モデルよりパワーアップしており、こもりがちな部屋干し臭も防止できると、いいことづくめだ。

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 しかし、高さが34.2cmとコンパクトなため、洗濯物を干している位置まで風が届きにくいという声が多い。スペック通りの乾燥力を求めるには、洗濯物を干す位置を調整するか、本体を台などに載せて近づけないといけなさそうだ。

パナソニック「ナノイーX搭載 コンパクト脱臭機」/8210円

 せっかく自宅でケアした清潔な衣類も、真夏日ともなるとすぐに汗臭くなってしまう。そこで、職場や出先でも気軽にニオイを除去できるのが、この衣類脱臭機だ。

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 手のひらほどのコンパクトサイズで、カバンに入れて職場や旅先にも手軽に持ち運べる。脱臭力に優れた「ナノイーX」を搭載しており、衣類についた汗のニオイだけでなく、タバコや焼肉のニオイまで分解脱臭できるという。

 いいことづくめの商品だが、ひとつだけ気になるのが、バッテリー内蔵の充電タイプではないため、使うたびにわざわざケーブルにつながないといけない点だ。しかも、使用時に必要なACアダプターが同梱されておらず、別途用意するしかない。高い脱臭効果は魅力だが、使用シーンまで考えると、いまいち使い勝手が悪い微妙なアイテムといえそうだ。

コンエアー「衣類スチーマー エクストリームスチーム ライト」/7223円

 洗濯後のシワ取りや除菌などにも威力を発揮する「衣類スチーマー」。本商品は全米で最も売れているという衣類スチーマーブランド「コンエアー」のものだが、口コミには辛辣な評価も散見される。問題はスチームの“キレ”にあるようで、スイッチを切り替えるたびに噴出口から水滴がポタポタと垂れてきてしまい、せっかく乾いた洗濯物を濡らしてしまうという。

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 本体は900gと軽量で、持ち手もスリムで握りやすいという、使い勝手の良さについては評価が高いが、仕上げの段階で台無しになってしまう可能性があるのは、心理的にもキツい。使いこなせる自信のある人にはオススメできる商品といえるだろう。

テクノス「18cm 3枚羽根DCモーター 上下左右首振りフルリモコンサーキュレーター」/9328円

 部屋干し派には、もはや必須といっていい「サーキュレーター」。室内の空気を循環させるだけでなく、洗濯物に風を当てれば早く乾かすことができる。

 このテクノスの商品は、上下左右に立体的に動く自動首振り機能が搭載されており、部屋全体に風を吹きつけるので循環性能を高めている。さらに、小さいながらも風力は十分で、大量の洗濯物を干すときでも効果が高そうだ。

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 ただし、本機自慢の首振り機能は「上下左右首振り」一択。「上下だけ」や「左右だけ」は選べないので、タオルなど特に乾かしたい洗濯物にピンポイントで風を当てることが難しいのだ。

 さらに、口コミでは「音の激しさ」も指摘されている。メーカーは「赤ちゃんもスヤスヤの静音設計」をうたってはいるが、風が吹きすさぶような轟音が響くため、気になる人は就寝前に乾燥を終わらせておくのが賢明だろう。

 残暑に役立ちそうな洗濯家電は多いが、なかにはやや残念な点のある家電も存在する。購入する前によく検討してほしい。

(文=清談社)

清談社

清談社

せいだんしゃ/紙媒体、WEBメディアの企画、編集、原稿執筆などを手がける編集プロダクション。特徴はオフィスに猫が4匹いること。
株式会社清談社

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