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歴戦のトレーダーを沈めるチャートの「ダマシ」 あなたはこれを見抜けるか(1)

なぜチャート分析をしても株で勝てないのか?チャートに潜む「落とし穴」の実態

文=Business Journal編集部
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『騙されるな!嵌められるな!欺かれるな!株チャートサインを鵜呑みにしない次世代技法』(ぱる出版/冨田晃右)
『騙されるな!嵌められるな!欺かれるな!株チャートサインを鵜呑みにしない次世代技法』(ぱる出版/冨田晃右)

 副業として、資産運用として取引に関心がある人は多く、少しでも多くの利益を出すために、トレーダーは勉強・研究を重ねる。自分が注目する銘柄の「未来」を予測するためである。

 その際に、株価の値動きを示す「チャート」は重要な判断材料になる。多くのトレーダーはこのチャート分析の研究を重ねることで「買いサイン」「売りサイン」を見い出し、それらを頭に叩き込み、利益を出すチャンスに備えるのだ。

 ただ、チャートは株価の「未来」を予測するために大きな役割を果たす指標である一方で、時にトレーダーを欺く。「確実な買いサイン」が出ていた銘柄が下がり、「テッパンの売りサイン」が出た直後に値上がりすることは決して珍しくない。

 これが株取引の怖いところ。逆にいえば、この「チャートに騙される現象」をいかに減らすかが安定して利益を出すカギになる。『騙されるな!嵌められるな!欺かれるな!株チャートサインを鵜呑みにしない次世代技法』(冨田晃右著、ぱる出版刊)はそのための方法を徹底解説する一冊だ。

個人トレーダーがチャートに翻弄される3つの理由

 そもそも、なぜチャートはトレーダーの思惑通りに動かないのか。本書ではチャートが動く原理をこう解説している。

 チャート分析にはさまざまな手法があり、そのそれぞれを構成する数多くの指標が存在します。ろうそく足や移動平均線、支持抵抗ライン、トレンドライン、一目均衡表、ボリンジャーバンドなどはその代表格。こうした指標が組み合わさった手法が買いサイン/売りサインのシグナルを発し、それにトレーダーが追随すれば、チャートは理論通りの動きをすることになります。(P11より)

『騙されるな!嵌められるな!欺かれるな!株チャートサインを鵜呑みにしない次世代技法』(ぱる出版/冨田晃右)
『騙されるな!嵌められるな!欺かれるな!株チャートサインを鵜呑みにしない次世代技法』(ぱる出版/冨田晃右)

 こうした原則があるにもかかわらず、トレーダーが騙されてしまう理由は3つある。

1.マクロで出るサインとミクロで出るサインの食い違い…日足(短期的な値動き)と月足(長期的な値動き)の二つの指標を読み違えてしまう。月足で売りサインが出ているのに、日足で確認できた買いサインのみに反応してしまう、など。

2.機関投資家など大口の投資家やトレーダーによる株価の操作…機関投資家や大口の投資家やトレーダーが個人トレーダーを誘導して、自分達が有利になるように株価を操作し、買いサイン・売りサインを意図的に演出するケース。チャートをよく研究している個人トレーダーほど引っかかりやすい。

3.トレーダー本人の判断ミス…チャートから読み取った売買サインを短絡的に判断し、自分にとって都合のいい方向に勝手に解釈してしまう。

 本書の著者でトレーダーとして長い経験を持つ冨田晃右氏によると、2の「機関投資家など大口の投資家やトレーダーによる株価の操作」は回避不可能。しかし、残りの二つに関しては、回避することができるとしている。個々のトレードで全勝するのは不可能。ただ、やり方次第では、チャートに騙される可能性を低く抑え、勝つ確率を高めることができるのだ。

 本書では、チャートに騙される現象とその回避方法について徹底解説していく。チャートを使ってトレードを始めてはみたものの結果が伴わない人。チャート分析の研究にかけた時間の割に利益が出ない人などは、本書を読めば現状を打破するヒントが見つかるはずだ。

※本記事はPR記事です。

BusinessJournal編集部

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