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2017.05.22 19:41

武豊の番記者「オークス回顧」内容に疑問符……天下の一流雑誌の中ではどうしても劣っている印象あるも「役割」の問題?
編集部

21日に開催されたオークス(G1)は、ソウルスターリングが見事な伸び脚を見せ勝利。世界史上最強といわれた父フランケルの血統を証明するかのような激走を披露し、混戦といわれた樫決戦を圧勝で飾った。
各マスコミもこぞってソウルスターリングの走りを称賛。それも当然だろう。ハイレベルとされた今年の牝馬クラシックで頭一つ抜けた能力を証明してみせたのだから。
ただ、これら各メディアの「レース回顧」の中で、少々「?」と思わざるを得ない記事を目にした。それも今回が初めてではない。
それが、人気スポーツ雑誌「Number」(文藝春秋)のweb版で連載されている「沸騰! 日本サラブ列島」だ。この文面は競馬ジャーナリストで作家でもあり、武豊騎手の「番記者」的ポジションでもある島田明宏氏が主に書いているわけだが……。
島田氏は主に「タイム」を使って、いかにソウルスターリングが優れた競走馬かを分析。2012年ジェンティルドンナがマークしたレコードに迫る史上2番目のタイムを叩き出したことを褒め称えている。
そして、以下のような文面があった。
「レース自体の上がり4ハロンが45秒7というのには驚かされた。前週のヴィクトリアマイルのそれが46秒0だったから、古馬のマイル戦より速かったのだ。」(原文ママ)
無論、古馬マイルG1よりも3歳の2400mの上がりタイムが速いというのは特筆すべき点であり、そこで圧勝したソウルスターリングの強さがより浮き彫りになるというもの。
ただ、この前週のヴィクトリアマイルが「稍重」、オークスが前がまったく止まらないパンパンの「良馬場」だった点が記載されていない。
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