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なるほど、このアイテムカードをいかに効率よく集めてインフルエンサーになり、フォロワーをどれくらい集められるのか、そうしたことを総合的に考えながらゲームを進めていくところに戦略性が生まれるのだろう。バズってインフルエンサーになるためには、こうした細かな努力の積み重ねをしなければならないところのリアリティは、「さすが人生ゲームシリーズ」という印象だ。
新元号発表に合わせて軌道修正? 開発時の驚きのエピソード
開発の段階では、どのようなエピソードがあったのだろうか。
「本作は開発に1年以上を要した商品なのですが、新元号に変わる、という情報が飛び込んできたタイミングで、それを急遽コンセプトに織り込むことになったのです。そのため、細かな微調整などを図っていくのに苦労しました。
一番緊張したのが、4月1日に東京の渋谷109前で実施した、本作の商品発表イベントです。リリースについては新元号が公表されるのとほぼ同時刻、イベントはその数時間後に行う予定だったために、前もって準備をしておき、令和だと発表された瞬間に印刷会社で“令和版”のシールを制作。それをすぐさまイベント会場に持っていき、シールを来場者の目の前で貼り、抽選で100名様にプレゼントする……というスケジュールでした」(タカラトミー広報担当)
従来の人生ゲームとは大きく異なる要素を入れつつも、「長年親しんでくれたファンのために人生ゲームの大事なエッセンスを残しながら仕上げました」、とも語ってくれたタカラトミーの広報担当者。タカラトミーの思いが詰まったこの新たな人生ゲームを、ぜひ家族や友人と楽しんでみてはいかがだろうか。
(文=A4studio)
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