ハンバーガーチェーンのマクドナルドを展開する日本マクドナルドホールディングスの勢いが止まらない。同社は2019年1~6月期の連結決算で、前年同期比10%増となる146億円の営業利益を上げたことを発表。8月度の月次動向によれば、45カ月連続で前年同月を上回る既存店売上高を記録したという。
かつて食の安全を問われるような大きなトラブルをたて続けに起こし、業績を悪化させたことを記憶している方も多いだろう。しかし、問題が発覚して以降、さまざまな取り組みを続けたことが、顧客からの信頼回復につながったようだ。
人々から再び愛されるようになったマック。そのメニューは、リーズナブルでありながら、味のクオリティが一定以上に保たれているため、コストパフォーマンスの面で優れているものばかりである。また、季節限定メニューを多数取り揃えているのも見逃せない。
そこで今回は、「この秋、買うべきマックのメニュー」と題して、「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が、5品を厳選して紹介。マックで食事する際に、ぜひ参考としてほしい。
【この秋、買うべきマックのメニュー5選】
倍ビッグマック/490円(税込、以下同)
まず紹介しておきたいのが、マックのメニューのなかでも定番中の定番バーガーである「ビッグマック」だ。100%ビーフを使用した2枚のパティと大量の野菜が、「ビッグマック」のためにつくられたバンズ3枚で挟まれているため、食欲の出てくる秋にはうってつけのメニューである。
そして、バンズに乗った白ごまの風味や、さまざまなスパイスが隠し味となっている特製ビッグマックソースが美味しいこのメニューを、より楽しめるのが「夜マック」。17時以降に注文できる「倍ビッグマック」ならば、「ビッグマック」に100円プラスするだけで、パティが2枚から4枚に増量。食欲旺盛なビジネスパーソンには、もってこいの大ボリュームだろう。
えびフィレオ/390円
次に紹介する「えびフィレオ」も定番メニューのひとつだが、実は2018年の秋にリニューアルが行われていたことをご存じだろうか。挟み込まれたシュリンプポーション(えびカツ)には、エビの殻をすりおろしたペーストが加えられており、エビの風味がより感じられる仕上がりとなっている。
また、パン粉が改良された衣は、さくさくとした食感がさらに強まっており、マヨネーズをベースに酸味、甘味をより強調するよう微調整された新しいオーロラソースは、カツとの相性がバッチリ。リニューアルされてからまだ食べていないという方には、豊かな風味と歯ごたえが特徴的なこの逸品を、この秋に味わうことをおすすめしたい。