(3)ジップライン
清々しい空気が満ちる森の中や、草原の上などに張られたロープを渡っていくもので、「キャノピー」と呼ばれることもある。ハーネス(安全ベルト)を装着した自分の体と頭上のロープをつなぎ、スタート地点から一歩を踏み出せば、地形の高低差を利用してぐんぐんと前へと進んでいく。慌ただしく景色が流れていくほどのスピードは、勢いよく宙を舞う鳥のようだ。世界的に人気が急上昇しているのも納得の、爽快感に溢れるアクティビティだ。
※対象目安は身長120cmから。
(4)ツリーハウス
樹上の小屋というだけで、ワクワクしてしまう人も多いのではないだろうか? こちらは、アクティビティというよりも宿泊そのものがメインの体験となる。テントを張るようなキャンプが好きな人も多いと思うが、ときには木の上で一夜を過ごすのも面白いのではないだろうか。キャンプ場の施設のひとつとして建てられているものが多く、通常のキャンプに行くような気持ちで気軽に体験が可能だ。
※対象目安は特になし。
(5)ラフティング
川の流れに乗って、下流へとゴムボートで進んでいくもの。ひとことで「川」といっても流れが速い所もあれば、遅い所もある。それに川幅も広い所と狭い所があったりと、その環境は千差万別だ。8人前後が同乗するそのボートで、それぞれがパドルを漕ぎ、上下左右の動きに合わせて川を下ってゆく。予定調和な動きをする遊園地の乗り物とは異なり、予測ができない川の上での動きには、思わず興奮の声を上げてしまうだろう。
※対象目安は小学生からが基本。なかには4歳からできるものもある。
(6)乗馬
柵で囲まれた場所を「馬場」、柵の外で乗馬することを「外乗」という。係の人が引く馬
の背に乗る「引き馬」だけなら簡単だが、自然の中を歩く「外乗」にもぜひトライしてみてほしい。ただ馬の背に揺られるというのも体験としては面白いが、乗馬の醍醐味は馬とのコミュニケーションを楽しむことにある。馬に乗って、体の力を抜きつつも背筋をピンと伸ばす。そして進む、止まる、曲がるなどの指示を出して、その通りに馬が動いてくれるととても嬉しい気持ちになるはずだ。
※対象目安は、馬場では2歳から。外乗は小学生以上から。